神ゲーと称される「ラスアス」ですが、「PartⅠ」,「PartⅡ」共にプレイ済みです。
2013年に発売された「PS3版」と、2014年に発売された「PS4版」のリマスターもプレイしました。
終末世界のアメリカを舞台に描かれる、中年男と少女の心揺さぶる物語。
「ゲーム・オブ・スローンズ」を製作したアメリカのケーブルテレビ放送局“HBO”によって、2023年にドラマ化されました。
日本では“U-NEXT”の独占配信のため、加入を渋り最近まで観ていませんでした…。
「ウォーキング・デッド」のスピンオフ作品を観るために加入した時に、「ラスアス」のことを思い出して観ることとなったのです。
なんで加入を渋ってたのよ…
ネトフリとか他に複数契約してるから…
THE LAST OF US
www.amazon.com & Epic Gamesより
THE LAST OF US(ザ・ラスト・オブ・アス)は、NAUGHTY DOG(ノーティードッグ)製作のアメリカのサバイバルホラー・アクションゲーム。
2013年にPlayStation3専用タイトルとして発売され、2014年にPlayStation4専用のHDリマスター、2022年にPlayStation5専用にフルリメイクされた。
2020年、発売から7年後に「The Last of Us Part Ⅱ」が発売された。
STORY
20年前に起こった、謎の“寄生菌”によるパンデミックで世界は崩壊してしまった。最愛の娘“サラ”を失ってしまった“ジョエル”は、ある仕事の依頼をきっかけに14歳の少女“エリー”と出会う。彼女は「寄生菌の抗体」を持っていて、人類を救う鍵となる存在だった。「感染者」や「クリーチャー」、「無法者のハンター」から身を守りながら、ジョエルとエリーは“ワクチン生成”のために病院を目指して旅に出る。
映像がめっちゃ綺麗!
またプレイしたくなってきた…
NAUGHTY DOG
NAUGHTY DOG(ノーティードッグ)は、カリフォルニア州サンタモニカに拠点を置くアメリカのゲーム開発会社。
SIE(ソニー・インタラクティブ・エンタテインメント)の子会社で、PlayStation向けゲームソフトの開発を目的としたPlayStation Studiosのひとつ。
代表作に「クラッシュ・バンディクー」シリーズや「アンチャーテッド」シリーズがある。
これまでに“ゲーム・オブ・ザ・イヤー”を含む多くの賞を受賞し、ノーティードッグのゲームは累計販売数4,000万本をゆうに超えている。
感染者(インフェクテッド)
寄生菌に寄生された人間は、まだ感染していない人間に襲いかかり噛み付く。
噛み付かれた人間は感染し、脳内で菌が増殖して目から外に広がり盲目となる。
体内で成長した菌は本体を変形させ、感染者は痛みでうめき声を上げる。
ランナー
感染の第1段階で、感染から2日以内。
知能や人格は失われ、身体能力が上がり凶暴になる。
外見は感染前と大して変わらないが、人を見つけると走って近寄り殴ったり噛み付いたりする。
ストーカー
感染の第2段階で、感染から2週間から1年程。
まだ外見は人間の姿だが、頭部はキノコ状に変異している。
ランナーよりも聴力が発達していて物陰に潜み、人を見つけると背後から奇襲をかける。
クリッカー
感染の第3段階で、感染から1年以上。
視力を完全に失うが、その代わりに聴力が大きく上がる。
“クリック音”に似た鳴き声を出し、その反響音で獲物や周囲の地形を感知する。
ランナーやストーカーよりも力が強く、獲物を見つけると走り寄り掴んで噛み付き攻撃をする。
ブローター
感染の第4段階で、感染から数年後。
元の人間の姿が完全に失われ、全身がキノコ状の腫瘍に覆われる。
体は大きくなりキノコ状の表面が鎧のように硬いため、打撃や銃弾でも大きなダメージを与えることが出来ない。
離れたところから「胞子の塊」を投げつけてくる厄介な相手だが、足が弱点であるのと火にはめっぽう弱い。
コロニー
感染の最終段階で、誰かに殺されるか感染が進んで死亡した状態。
その場と一体化していき、キノコのような物体と触手が生えて胞子を散布する。
“クリッカー”の鳴き声が気持ち悪い…
“ブローター”は怖過ぎ…
HBO Original シリーズ「THE LAST OF US」
warnerbros.co.jpより
THE LAST OF US(ザ・ラスト・オブ・アス)は、PlayStationのゲームソフト「THE LAST OF US」を基にドラマ化された、アメリカのポスト・アポカリプス・テレビドラマシリーズ。
2023年1月15日にアメリカのケーブルテレビHBOでシーズン1の放送が開始され、日本では同年1月16日よりU-NEXTで配信された。
視聴時間:43〜80分
エ…エリー!?
“マーク・ザッカーバーグ”かよ
企画・脚本・製作総指揮
クレイグ・メイジンは、アメリカの脚本家、監督、プロデューサー。
2019年に、HBOのドラマミニシリーズ「チェルノブイリ」で制作・脚本・プロデュースを担当し、第71回プライムタイム・エミー賞でリミテッドシリーズ部門作品賞と脚本賞を受賞した。
ニール・ドラックマンは、イスラエル系アメリカ人の作家、クリエイティブ・ディレクター、デザイナー、プログラマー。
ビデオゲーム開発会社「ノーティドッグ」のスタジオ責任者であり、クリエイティブ・ディレクターでもある。
大人気ゲーム「アンチャーテッド」シリーズや「ラスト・オブ・アス」シリーズを世に生み出し、その功績は高く評価されている。
ドラックマンはこれまでに、英国アカデミー賞3回、DICE賞4回、ゲーム賞2回、ゲーム開発者チョイス賞3回、全米脚本家組合賞4回など、数多くの賞を受賞している。
ドラックマンは「ラスアス」のドラマ化について、“世の中にはゲームを全くしない人もいる、その人たちにもこの物語を知って欲しい”
さらに、“彼らが原作ゲームをプレイして、そこにある価値ある経験を理解して欲しい”という思いがあったと語っています。
主演
ペドロ・パスカル(ジョエル・ミラー役)
本名:ホセ・ペドロ・バルマセダ・パスカルは、チリのサンティアゴ出身のアメリカの俳優。
1973年の「チリ・クーデター」の後に、両親に連れられデンマークに亡命した。
その後にアメリカに移住し、カリフォルニア州とテキサス州で育ちニューヨーク大学で演技を学ぶ。
1999年テレビドラマ「Undressed」でデビューし、その後は「NYPDブルー」や「LAW & Order:犯罪心理捜査班」などに数話の出演をする。
2014年「ゲーム・オブ・スローンズ」と「メンタリスト」に各7話出演し、2015年から「ナルコス」にレギュラー出演した。
2017年に映画「キングスマン:ゴールデン・サークル」にウィスキー役で出演し、2024年の「グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声」にも出演している。
2025年以降も、映画の出演予定がいくつか決まっている。
ペドロ・パスカルは、おそらくNETFLIX シリーズ「ナルコス」で初めて認識しました。
「キングスマン:ゴールデン・サークル」も観ましたし、今回の「ラスアス」を観て“あーあの人がジョエル役だったんだ”と思いました。
この作品で“ジョエル”を見事に演じていたパスカルは、まだ出演作は多くないですが今後も注目の役者かもしれません。
ベラ・ラムジー(エリー・ウィリアムズ役)
本名:イザベラ・メイ・ラムゼイは、イギリスのノッティンガム出身のイギリスの俳優。
4歳の頃から趣味で演技を始め、7年間通った後にテレビワークショップでも演技を学ぶ。
2016年にHBOのファンタジードラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」に出演。
2017年テレビドラマ「The Worst Witch」で主役を演じ、2019年の英国児童アカデミー賞で若手俳優賞を受賞。
2023年にHBOのポスト・アポカリプス・テレビドラマシリーズ「THE LAST OF US」でエリー役を演じ、プライムタイム・エミー賞とゴールデングローブ賞にノミネートされた。
「ゲーム・オブ・スローンズ」は観ましたが、ベラ・ラムジーは認識していませんでした。
まだ若く出演作も少ないですが、彼女の演技はけっこう評価されているようです。
この作品では、最初はエリーに似てなくてどうかと思っていましたが、観ているうちに慣れてきたし内面はエリーを上手く表現できていたと思います。
登場人物
役名 | 役者名 | 説明 | 日本語吹替 |
---|---|---|---|
ジョエル・ミラー | ペドロ・パスカル | 元建設業者の40代後半の男性で、頑固だが根は優しい パンデミックで多くを失い、ボストンで密輸業者となる | 山寺宏一 |
エリー・ウィリアムズ | ベラ・ラムジー | 寄生菌に耐性を持つ14歳の少女で、口は悪いが子供らしい一面もある パンデミック後に生まれたため、以前の平和な世界を知らない | 潘めぐみ |
サラ・ミラー | ニコ・パーカー | ジョエルの娘で、父親想いの優しい少女 | 藤村歩 |
トミー・ミラー | ガブリエル・ルナ | ジョエルの弟で元ファイアフライ パンデミックの混乱の中で、ジョエルと離れ行方をくらます | 高橋広樹 |
テス | アナ・トーヴ | ボストンの密輸業者でジョエルのパートナー 敵意のある相手には容赦はしないが、エリーや仲間には優しい | 田中敦子 |
ロバート | ブレンダン・フレッチャー | ボストンでのジョエルとテスの商売敵 ジョエルたちが運ぶ、物資や武器を横取りしたり邪魔をしていた | 相沢まさき |
マーリーン | マール・ダンドリッジ | 抵抗組織「ファイアフライ」のリーダーで、目的のためなら手段を選ばない エリーの母親とは友人で、赤子の頃からエリーを知っている | 朴璐美 |
ビル | ニック・オファーマン | ジョエルの密売仲間で調達係、変わった性格で極度の人嫌い 多数のトラップを仕掛けた街に1人で住み、フランクを愛していた同性愛者 | 谷昌樹 |
フランク | マレー・バートレット | ビルと出会いパートナーとなり、共に長い時を過ごすことになる | |
キャスリン | メラニー・リンスキー | カンザスシティの反乱グループのリーダー | |
ペリー | ジェフリー・ピアース | カンザスシティのキャスリンの右腕 演じたジェフリーは、ゲーム版でトミーの声を担当している | |
ヘンリー | ラマー・ジョンソン | キャスリンの兄を売った密告者 幼い弟のサムと共に、キャスリンたちから逃げている | 坂口候一 |
サム | キーボン・ウッダード | ヘンリーの弟の13歳の少年 | 内山昂輝 |
マリア | ルティナ・ウェズリー | トミーの妻でワイオミング州ジャクソンの指導者 | 浅野真澄 |
ライリー | ストーム・リード | ボストンのFEDRA訓練生時代のエリーの親友 ファイアフライの一員になるため姿を消した | 田村睦心 |
デビッド | スコット・シェパード | 湖畔の町シルバーレイクの説教師 | 大川透 |
ジェームズ | トロイ・ベイカー | シルバーレイクのハンターで、デビッドと一緒に行動していた 演じたトロイは、ゲーム版でジョエルの声を担当している | |
アンナ | アシュレー・ジョンソン | エリーの母親で、エリーを産んで直ぐに亡くなった 演じたアシュレーは、ゲーム版でエリーの声を担当している |
ゲーム版の声優さんも出てるんだ
マーリーンとかゲーム版そっくり…
エピソード
話数 | 日本語タイトル | 英語タイトル | 時間 |
---|---|---|---|
第1話 | 闇の中にいる時こそ… | When You’re Lost in the Darkness | 80分 |
第2話 | 感染 | Infected | 52分 |
第3話 | 長い間 | Long Long Time | 75分 |
第4話 | この手につかまって | Please Hold My Hand | 45分 |
第5話 | 耐えて生きぬけ | Endure and Survive | 59分 |
第6話 | 親族 | Kin | 58分 |
第7話 | 残されたもの | Left Behind | 55分 |
第8話 | 困っている時は | When We Are in Need | 50分 |
第9話 | 光を探せ | Look for the Light | 43分 |
感想
始まって最初に思ったのは…ジョエルの娘“サラ”の肌が黒くてチリチリ頭ってこと。
ゲーム版のサラは白人で髪は金髪だったのに…なぜ?「ポリコレ」ですか?!
恐らくゲームをプレイ済みの人は、冒頭から面食らってしまうでしょう。
そして、エリーは…少しデカいし(当時17歳)顎がしゃくれてて“マーク・ザッカーバーグ”みたい。笑
トミーの妻のマリアも黒人になってるし…。
ゲーム版と違うことで違和感を感じつつ観ていましたが、ストーリーや景色はゲーム版を再現していたので…そのうち気にならなくなりました。
ジョエル役の“ペドロ・パスカル”とエリー役の“ベラ・ラムジー”の演技が素晴らしく、一緒に旅するうちに築かれていく「二人の絆」が上手く表現されています。
ドラマ版だけのエピソードもあり、それがとてもよく出来ていました。
ノーティードッグがガッツリ製作に加わり、とても丁寧に作られたという感じです。
出だしの不安とは裏腹に、しっかり「ラスアス」を楽しめる作品でした!
ジョエル
そんなに似ているわけではないけど、ジョエルの雰囲気が出ていて違和感がありませんでした。
エリーとのやり取りもゲームのままで、非常に良かったと思います。
私は最初は英語で観ましたが、吹替なら声優はゲームと同じ“山寺宏一”さんです。
他のキャラクターもほぼゲームと同じ声優さんなので、違和感なく観ることができるでしょう。
二人の旅が続き、エリーを見つめるその目は…まさに“ジョエル”そのものでした。
最初は「ただの荷物」だったエリーが、共に過ごすうちに「大切な存在」へと変わっていく。
次第に強くなっていくエリーとの絆はたまりません。
エリー
「この子がエリー役か…」と最初はびっくりさせられましたが、最終的にはしっかりエリーとして彼女を観ていました。
口の悪さや芯の強さ、時より見せる子供らしさは…まさにエリーです。
エリーを演じた“ベラ・ラムジー”は、「ゲームのエリーに影響されるからプレイはするな」と言われていたようです。
それにしては、素晴らしい演技でした!(実は、こっそりゲームプレイを見ていたらしい…)
倒れたジョエルのために必死に戦うエリーの姿には、ゲームと同じく感動しました。
ダジャレでジョエルを笑わせるシーンは、微笑ましくて好きでした。
ベラがエリーに「似ていない」とか「可愛くない」と言っていた人は、ドラマ視聴後に彼女に謝ることとなるでしょう。
ちゃんと謝って!
“マーク・ザッカーバーグ”に似てるとか言って、ゴメンナサイ…
マーリーン
軍への抵抗組織である「ファイアフライ」のリーダーのマーリーン。
ドラマ版の役者さんは、容姿がゲーム版にかなり似ていました。
ゲームをプレイ済みの者からすると、似ているとなんだか嬉しいんですよね。
なんと彼女は、ゲーム版でも“マーリーン”の声を担当していた人です。
エリーの母親である“アンナ”が登場する、二人の過去のシーンを観ることが出来ました。
そして、エリー出生の秘密も…。
ビルとフランク
第3話で、ゲームにはなかったビルとフランクの“知られざる物語”が登場します。
ゲームをプレイした人は知っていますが、ビルは同性愛者でありフランクの姿は出てきません。
フランクとの「愛の物語」なわけですが、最初は“一体何を観せられているんだ…”と思いました。
しかし、最終的にそれはとても“美しい物語”で…思わず感動してしまったほどです。
ゲームのビルはもっと凶暴で嫌なおやじだったんですが、ドラマ版では大人しくなっていました。
でも、ビルの雰囲気は出てたし個人的には“素晴らしい演技”だったと思っている。
フランクはゲームでは、ビルの元を離れてから感染し…遺言を残して自殺しています。
ドラマではそういう結末ではなく、「二人の物語」が美しく描かれています。
このエピソードには感動しちゃった…
ワイは泣いたよ…
ライリー
ボストンのFEDRA訓練生時代に、エリーの親友だったライリー。
ゲーム版では「DLC」で追加されたこのエピソードが、ドラマ版でも再現されています。
ドラマ版のライリーは、デカくてガタイがいいんですよね…。
でも、“二人の関係”とエリーが“いつどうやって噛まれたのか”がしっかりと描かれていました。
終末の世界の風景
冒頭の大混乱の街のシーンから、荒廃した街、ビルの住む街、ジャクソンビル…
どこも素晴らしい映像でした!
セットとCGを合わせているようですが、全くどこまでがセットでどこからがCGなのか見分けがつきません。
ビルの住む街やジャクソンビルは、何もないところに作ったセットだと言うから驚きです。
ゲーム版で見たようなシーンが登場すると、「こんなとこあった!」とテンションが上がってしまう。
細部までリアリティを求めて作られています。
ゲームと同じく荒廃した街に草木が生え、美しい景色が広がっていました。
そして、「キリン」は本物のキリンを使い…景色の方がCGでした。
クリーチャー
ランナーからストーカー、クリッカー、ブローター、コロニーまで、全て登場していたと思います。
特殊メイクによって、かなり細かい部分まで再現されていました。
200体以上作ったようで、かなり根気のいる作業だったのではないでしょうか。
製作陣のこの作品にかける情熱を感じます。
モーションキャプチャーで動きを記録したり、役者も動きのトレーニングを受けたようです。
クリッカーの気持ち悪い鳴き声は、あの声を出せる男性と女性がマイクの前で録音していました。(メイキングより)
残念だった点
素晴らしい作品だったんですが、残念だったところもあります。
まずは、ポリコレですね…人種が変わっているという。
ゲーム版を知らない人は気にならないでしょうが、プレイ済みの人は必ず違和感を感じてしまうと思います。
それと後半は特に、感染者がほとんど出てこなかったのが少し物足りなかった。
「ウォーキング・デッド」も然り、“ゾンビより人間の方が脅威である”というのはわかります。
でも、“ブローターとジョエルの一騎打ち”なんてのも観たかったですね。
メイジン監督は、「ゲームではないからモンスターはそこまで出さない」と言っていました。
シーズン2にはけっこう出るみたい
出さないんじゃないんかい!
評価
Rotten Tomatoesでは、トマトメーター(批評家)96% ポップコーンメーター(観客)88%
metacriticでは、メタスコア(批評家)84/100のMUST-SEE ユーザースコア(観客)6.6/10
IMDbでは、IMDbレーティング8.7/10 ユーザー評価8.6/10
かなり高い評価をされています。
主演の“ペドロ・パスカル”と“ベラ・ラムジー”の演技が素晴らしいという意見が多いです。
ゲームをプレイしたユーザーにも評価され、実写化は大成功だと言えるのではないでしょうか。
反響
イギリスでは、ドラマが配信されるとPS5版「The Last of Us Part 1」の週刊売上が238%上昇しました。
アメリカでは、第1話の配信の時点で視聴者数は1,000万人を突破し、PS4版「The Last of Us: Remastered」の売上も322%上昇した。
正直、私もドラマを観てもう一度「ラスアス」をプレイしたくなりました。
2024年10月現在でも、PS5版「The Last of Us Part 1」は“在庫切れ”や“お取り寄せ”となっているストアが多い状況です。
シーズン2について
シーズン2は、必然的に「The Last of Us Part II」の内容になります。
リリースは2025年ぐらいになるようですが、撮影は既に完了しているようです。
“続編は全7話で、4つのシーズンに分けて製作される”という噂。
ニール・ドラックマンは、“シーズン2はゲームとは根本的に異なっていて、アクションシーンも感染者も増えそうだ”と語っています。
「根本的に異なっている」とは…一体どういうことでしょうか!?
私は「ラスアス2」をプレイして、かなりショックを受けました…。
後半は“復讐に次ぐ復讐”で、プレイしていて正直しんどかったです。
やっぱり“オリジナル”が好きで、「PartⅠ」はまたやりたいんですが「PartⅡ」はもうやりたくありません。
ドラマ版では、どのように描かれるのでしょうか。
アビー
ゲーム「The Last of Us Part II」のメインキャラクターの1人である“アビー”。
アビーの役柄が非常に複雑な故に…彼女の声を担当した“ローラ・ベイリー”は、ゲームファンから深刻な脅迫被害に晒されました。
「声優を攻撃してどうなるんだ?」という話なんですが…それだけゲーム内容がショッキングだったということでしょうか…。
ドラマのシーズン2でアビーを演じるのは、“ケイトリン・デヴァー”という女優さんです。
彼女が悪質なファンから危害を加えられないように、ケイトリンには追加の警備スタッフが付けられていたようです。
配信されてからが心配ですが、何も起こらないことを祈ります…。
まとめ
HBO Original シリーズ「THE LAST OF US」が、U-NEXTで独占配信されています。
NAUGHTY DOG(ノーティードッグ)が製作した、PlayStationの名作ゲーム「THE LAST OF US」のドラマ化。
製作陣、役者、全てのスタッフの情熱により、ドラマ版「ラスアス」は非常に“完成度の高い作品”となっています。
特に主演の二人の演技が素晴らしく、感染者も細かなところまでリアルに再現されている。
よくぞここまで、あの“ラスアスの世界”を再現できたな…という感じ。
ニールやゲームを知る役者陣は、セットを初めて見た時に涙を流したそうです。
このドラマを観るためだけに、U-NEXTに加入する価値は十分にあります!
「31日間無料トライアル」で観れば、得した気分になるだろうし…ついでに「ウォーキング・デッド」のスピンオフ・ドラマも観てしまいましょう!
ゲーム版「ラスアス」を知らない方は、YouTubeか何かでストーリーを観てからドラマ版を観れば、視聴後にさらに高い満足度を得られると思います。
シーズン2が始まる前に、ぜひドラマ版「ラスアス」を試聴してみてください!