Amazon Prime Videoで「バレリーナ The World of John Wick」を見つけた時に、「エイリアン:ロムルス」も目に入っていました。
「エイリアン」シリーズは、記憶では3ぐらいまでしか観ていません。
再び“リドリー・スコット”監督がプロデュースするということで、気になっていた作品ではあります。
しかし、後で調べてみると…2012年の「プロメテウス」、2017年の「エイリアン:コヴェナント」で“リドリー・スコット”が監督・製作をしていました。
シリーズの時系列で、最も過去を描いた「プロメテウス」の存在すら私は知りませんでした…。
いずれ“プロメテウス”や“コヴェナント”は観るとして、とりあえず「エイリアン:ロムルス」を視聴してみることに!
チャミンロムルスって何?



宇宙船の区画の名前だよ


映画「エイリアン」
20世紀スタジオ&Amazon.co.jpより
エイリアン(原題:Alien)は、1979年に公開されたアメリカ・イギリスのSFホラー映画。
STORY
西暦2122年、宇宙貨物船ノストロモ号は搭乗員7名を乗せて、恒星系で鉱石を採掘し地球へ帰還する途中であった。しかし、知的生命体らしき信号を傍受し調査のため小惑星へ着陸した。そこで乗組員たちは、謎の宇宙船と化石化した巨大な宇宙人を発見する。宇宙船内を奥に進むと無数の卵のようなものがあり、その中から飛び出した生命体が乗務員を襲う。これをきっかけにノストモロ号の船内に“エイリアン”が侵入し、信じられないスピードで進化していくエイリアンが次々と乗組員を襲っていく…。
監督:リドリー・スコット
上映時間:117分



これは良かったよね



“名作”だけど怖かったよ…
監督
リドリー・スコット
サー・リドリー・スコットは、イングランドのタイン・アンド・ウィアのサウス・シールズ出身のイギリスの映画監督、映画プロデューサー。
3人兄弟の次男として生まれ、ウエスト・ハートブール美術大学でグラフィックデザインや舞台美術を学ぶ。
ロイヤル・カレッジ・オブ・アートに進学し、卒業後にBBCにセット・デザイナーとして入社する。
テレビディレクターに限界を感じ退社、CF制作会社を設立し1,900本以上のCFを製作し多くの賞を受賞する。
1977年に映画「デュエリスト/決闘者」で監督デビューし、カンヌ国際映画祭で新人監督賞を受賞。
1979年「エイリアン」が世界的大ヒットとなり、アメリカに拠点を移す。
1982年「ブレードランナー」でコアなファンを獲得し、1989年「ブラック・レイン」が大ヒット、1991年「テルマ&ルイーズ」で初のアカデミー賞監督賞にノミネートされた。
2000年「グラディエーター」が大成功し、アカデミー賞とゴールデングローブ賞で作品賞を受賞。
2001年「ブラックホークダウン」、「ハンニバル」で2年連続のアカデミー賞監督賞にノミネートされた。
2007年「アメリカン・ギャングスター」、2015年「オデッセイ」、2017年「エイリアン:コヴェナント」、2023年「ナポレオン」、2024年「グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声」
映画「トップガン」を監督した“トニー・スコット”は実の弟である。
2003年にイギリス映画産業への貢献を認められ、“ナイト”の称号を授与された。
用語
エッグチェンバー
クィーンによって生み出される卵で、中にはフェイスハガーが潜んでいる。
寄生対象となる生物が近づくと、上部が開きフェイスハガーが飛び出してくる。
フェイスハガー
ゼノモーフの成長第二段階で、カブトガニのような外観をしている。
対象者の顔に飛びつき、尻尾を口に挿入して胚を注入する。
チェストバスター
ゼノモーフの成長第三段階で、対象者の体内で育ち胸部を破って出てくる。
外観は蛇のような見た目ですばしっこい。
ゼノモーフ
エイリアンの成体で“ビックチャップ”とも呼ばれている。
脱皮を繰り返しながら急速に成長し、数時間で2m程の大きさとなる。
口が二重構造になっており、中には金属製の第二の顎がある。
エイリアン シリーズ
| 公開年 | タイトル/英題 | 監督 |
|---|---|---|
| 1979年 | エイリアン/ALIEN | リドリー・スコット |
| 1986年 | エイリアン2/ALIEN2 | ジェームズ・キャメロン |
| 1992年 | エイリアン3/ALIEN3 | デヴィッド・フィンチャー |
| 1997年 | エイリアン4/ALIEN4 | ジャン=ピエール・ジュネ |
| 2012年 | プロメテウス/PROMETHEUS | リドリー・スコット |
| 2017年 | エイリアン:コヴェナント/ALIEN : COVENANT | リドリー・スコット |
| 2024年 | エイリアン:ロムルス/ALIEN : ROMULUS | フェデ・アルバレス |
映画「エイリアン:ロムルス」
Xより
エイリアン:ロムルス(原題:Alien:Romulus)は、2024年に公開されたアメリカのSFホラー映画。
「エイリアン」シリーズの“スピンオフ”作品で、製作はリドリー・スコット。
時代設定は、「エイリアン」と「エイリアン2」の間となっている。
STORY
西暦2142年、ジャクソン星の鉱山で働く“レイン・キャラダイン”は、旧型アンドロイドの“アンディ”と暮らしていた。レインの元恋人の“タイラー”が、放棄された宇宙船の「ロムルス」と「レムス」で必要なものを手に入れて惑星“ユヴァーガ”への逃亡する計画を彼らに持ちかける。計画にのった6人の若者たちは、宇宙へと飛び立ちユタニ社の宇宙船へと辿り着く。しかし、そこで彼らを待ち受けていたのは“エイリアン”だった…。逃げ場のない宇宙船の中で、エイリアンたちから逃れることは出来るのか!?
監督:フェデ・アルバレス
上映時間:119分



“フェイスハガー”が怖い…



“チェストバスター”はトラウマ…
登場人物
| 役名 | 役者名 | 説明 |
|---|---|---|
| レイン・キャラダイン | ケイリー・スピーニー | ジャクソン星の鉱山で働く20歳の女性で、アンドロイドのアンディと暮らしている |
| アンディ | デビッド・ジョンソン | ウェイランド・ユタニ社製の旧型のアンドロイド…型番はND-255 レインからは“弟”として扱われていて共に暮らしている |
| タイラー | アーチー・ルノー | レインの元恋人で、ジャクソン星で働く労働者 |
| ケイ | イザベラ・メルセド | タイラーの妹で、父親のわからない子を身籠もっている |
| ビヨン | スパイク・ファーン | ジャクソン星の鉱山で働くタイラーの従弟で、ナヴァロとは家族のような関係 |
| ナヴァロ | エイリーン・ウー | スキンヘッドのアジア系の女性で、ビヨンを兄のように慕っている |
| ルーク | ダニエル・ベッツ | ロムルスに登場していたアンドロイドの科学主任で、エイリアンの強酸により体は上半身のみとなっている |
| オフスプリング | ロバート・ボブロツキー | ケイから産まれた人間とゼノモーフのハイブリッドで、誕生後は急速に成長し2mを超える身長となる |


感想
「エイリアン」シリーズの“スピンオフ”ということで、それなりに面白かったんですが…少し物足りなさも感じてしまいました。
個人的には、もっとエイリアンたちとバチバチに殺り合って欲しかったんですよね。
「エイリアン2」の印象が強いのか、エイリアンとのガチンコ対決が観たい。
今回は、軍人ではなく一般人の若者たちでしたからね…そうはなりません。
それと、人間とのハイブリッドみたいな奇妙な生物は要らないんですよね…。
あの手強くしつこいエイリアンとの戦いが観たい!
とはいえ、1のようなホラー感や“無重力”のアイデアは良かったと思いました。
レイン
ジャクソン星の鉱山で労働者として働くレイン。
アンドロイドの“アンディ”を弟と言い共に暮らしている。
レインの父親が、ゴミ捨て場から拾ってきたアンドロイドを修理したらしい。
アンディは、レインを守るようにプログラミングされているようです。
太陽の光も当たらない劣悪な環境のジャクソン星から脱出したく、タイラーの話にのります。
移住できる惑星がどれぐらいあって、どんな条件があるのかもわからない。
レインを演じている“ケイリー・スピーニー”って、「シビル・ウォー/アメリカ最後の日」に出ていた女の子なんだ!?
観ている時は全く気づかなかった…。
“リプリー”程ではないですが、けっこう頑張ってましたね。
アンディ
ウェイランド・ユタニ社製の旧型のアンドロイドであるアンディ。
「レインの利益になることを優先するように」と、彼女の父にプログラミングされている。
「エイリアン」のアンドロイドといえば、「エイリアン2」の“ビショップ”をよく覚えています。
クィーンの尻尾に引き裂かれ、上半身だけになったのは衝撃でした。
アンドロイド独特の“白い血液”が、今回のアンディにも流れている。
しょうもない冗談を言うようにしたのは、レインの父親の趣味でしょうか…。
言っているアンディも、何が面白いのかわかっていなさそう。
この役を演じた“デビッド・ジョンソン”という役者は、まだあまり知られていないと思いますが…なかなか良かったです。
特に、他のアンドロイドのモジュールをアンディに挿し別個体になるところ。
性格が変わり別個体になる感じが、上手く表現されていたと思います。
慣れてくると彼は、アンドロイドにしか見えなくなってくる。
アンディの少し哀しげな表情が印象的でした。
ケイ
タイラーの妹で、妊娠してお腹が膨れているケイ。
作品の中では、お腹の子が誰の子かは明確にされていない。
しかし、どうやら父親は“ビヨン”のようだ。
誰が父親なんてどうでもいいことなんですが、その子はとんでもないことになってしまう。
なんで“Z-01”を射つかなぁ…「エイリアンの体液と人間のDNAの配合」だよ。
そんな得体の知れないものを体に入れたくないだろ!?
まあ、世の中には得体の知れないワクチンを射ってしまう人もいますからね…。
そして、産まれたのは“オフスプリング”…キモ過ぎでしょ!
あんなもんが観たいんじゃないんだよね…エイリアンが観たいのよ!
ビヨン
タイラーの従弟でナヴァロと仲の良いビヨン。
過去に母親を亡くしてしまった事故の関係で、アンドロイドをめっちゃ憎んでいます。
もちろんアンディのことも嫌いで、やたらとアンディを虐めるビヨン。
こういう役割の奴は、ドラマや映画にけっこういますよね。
「13日の金曜日」だったら、序盤に殺されてしまう役ですね。笑
ビヨンは仲間からも“サイテーな奴”と言われているぐらいなので、最後もそれなりの死に様でした。
ビヨンが殺された後、エイリアンが出てくるシーンが良かったです。
ナヴァロ
ビヨンを兄のように慕うスキンヘッドのアジア人女性ナヴァロ。
なぜ彼女だけアジア人で、しかもスキンヘッドなのかわからない…。
宇宙船の操縦ができる彼女だが、フェイスハガーの餌食となる。
そして、エイリアンと言えば…のシーンへ。
「エイリアン」で、初めてチェストバスターのシーンを観た時は衝撃的でした。
小学生だった当時、片手を服の中に入れてチェストバスターが出てくるシーンを学校でよく真似てやっていました。笑
タイラー
レインの元恋人で、仲間内でもリーダー的な存在のタイラー。
何が原因で2人が別れたのかは不明です。
未来に絶望しているタイラーと仲間たちは、ジャクソン星からの“脱出計画”をレインに持ち掛ける。
タイラーは宇宙船で“F44A パルスライフル”を手にした時、名前とその扱い方まで知っていた。
レインがなんで知っているのか尋ねると、「ゲームと雑誌」で知ったと答える。
なんじゃそりゃ…
でも、エイリアンの血液は“強酸”だから撃てないんですよね。
口の中に金属のもうひとつの口があり、身体を流れる血液は強酸って…どんな生物だよ!ヤバ過ぎ。
タイラーはレインの盾となって逝った、なかなか男前の奴だったぜ。
エイリアン
この作品でも、“エッグチェンバー”から“ゼノモーフ”まで一連の成長過程を観ることが出来ました。
相変わらず、チェストバスターからの成長がめちゃくちゃ速いですね。
本当はあの“パルスライフル”でバチバチにやり合って欲しかったんですが、奴らの血液で宇宙船に穴が空いてしまいますから。
その中での「無重力」という発想は、非常に良かったんじゃないでしょうか。
もっとそういう発想で戦って欲しかったんですけどね〜。
エイリアンとの「頭脳バトル」みたいなのが観たかった。
オフスプリング
エイリアンと人間のハイブリッドであるオフスプリング。
気持ちの悪い見た目ですが、フルCGではなく実際に人間が演じています。
演じているのは、身長231cmもあるルーマニア出身のバスケットボール選手“ロベルト・ボグロクツキー”です。
写真を見ると…確かにオフスプリングですわ。笑
彼には悪いですが、オフスプリングとの対決は要らなかった。
敵はエイリアンだけでいいんですよ…逆に「オフスプリング vs エイリアン」が観たかったわ。
速攻でオフスプリングが負けるんだろうな〜。笑
評価
Rotten Tomatoesでは、トマトメーター(批評家) 80% ポップコーンメーター(観客) 85%
metacriticでは、メタスコア(批評家) 64/100 ユーザースコア(観客) 7.0/10
IMDbでは、IMDbレーティング 7.1/10 ユーザー評価 7.1/10
全体的に高めの評価ではあります。
「エイリアン」シリーズの“スピンオフ”ということですが、設定を大きく外れることもなくオリジナルへのオマージュも大切にしていたのが良かったのかも知れません。
“フェイスハガー”や“ゼノモーフ”が現れる演出もなかなか上手かったですからね。


まとめ
2026年2月現在、Amazon Prime Videoで見放題となっている映画「エイリアン:ロムルス」
「エイリアン」シリーズの“スピンオフ”作品で、時代設定は「エイリアン」と「エイリアン2」の間です。
“リドリー・スコット”監督は、製作としてこの作品に関わっている。
希望のない星から脱出するために、廃棄された宇宙船に侵入した6人の若者たち。
そこには、あのエイリアンが…彼らは逃げ場のない宇宙船の中で生き残ることが出来るのか?!
シリーズお馴染みの“フェイスハガー”や“チェストバスター”のシーン、迫り来る“ゼノモーフ”の恐怖は変わりません。
新しく登場する“オフスプリング”を観て、皆さんはどう感じるでしょうか。
観ていない方は是非、視聴して観てください!



最後まで読んでいただきありがとうございます



“合成人間”と呼んで欲しいな







