NETFLIXに気になるタイトルのアニメがありました。
「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」…という変なタイトル。
一体どんな話なのか…気になりますよね。
令和の時代に“仮面ライダー”(初代)をテーマにしたアニメとは…。
試しに観てみることにしました。
チャミン仮面ライダー!



初代は1971年だよ


アニメ「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」
アニメ「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」公式アカウント
「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」は、柴田ヨクサル原作、石森プロと東映の協力により制作された日本の漫画。
2018年6月より「月刊ヒーローズ」で連載が始まり、現在はウェブコミックサイト「コミプレ」に移行している。
2025年10月から、テレビアニメが放送されている。
STORY
“東島丹三郎”は子供の頃から「仮面ライダー」に憧れを抱き、40歳となる現在までひたすら鍛錬を積んできた。ある日、彼は悪の組織「ショッカー」の戦闘員のコスプレをした“ショッカー強盗”に遭遇する。東島は、仮面ライダーのお面を被り勝利する。しかし、ショッカーは実在していた…さらに怪人も!東島は自分と同じように「仮面ライダー」を異常に愛する者たちと出会い、彼らと共にショッカーたちに立ち向かう。
監督:池添隆博
視聴時間:23分



俺のは“ごっこ”じゃないから…



熱いぜ…
キャラクター
| 名前 | 説明 | 声優 |
|---|---|---|
| 東島 丹三郎(とうじま たんざぶろう) | 現在40歳の独身男性で、幼い頃に父に捨てられ孤独に育った “仮面ライダー1号”に憧れ異常なまでの愛情を持ち、自身の体を鍛え驚異的な身体能力を身につけた もちろん変身はできないが、仮面ライダー1号のお面を被ると「変身」し…より高い身体能力を発揮する | 小西克幸 三瓶由布子 (幼少期) |
| 岡田 ユリコ | 現在24歳の高校教師で、多種多様な格闘技を習得している “仮面ライダーストロンガー”の大ファンだった父親の影響で、幼い頃から“電波人間タックル”に憧れる 自作のセクシーなタックルの衣装に着替えることで「変身」する | 茅野愛衣 |
| 島村 三葉(しまむら みつば) | 現在27歳のファミレスの店長で、幼い頃に兄と共に蝙蝠男とショッカー戦闘員に遭遇している “仮面ライダーV3”になりたかったが、兄との勝負に負け“ライダーマン”推しとなった ライダーマンのマスクとカセットアーム装着で「変身」し、力を受け流す“合気道”スタイルで戦う | 斉藤壮馬 中村カンナ (幼少期) |
| 島村 一葉(しまむら いちよう) | 現在32歳の自給自足で山で生活していて、二葉と三葉の兄である男 “仮面ライダーV3”に憧れ過ぎて自らを鍛え上げ、V3の技を再現できる程の身体能力を身につける お面や衣装を必要とせず、“変身ポーズ”のみで「変身」する | 鈴村健一 藤原夏海 (幼少期) |
| 島村 二葉(しまむら ふたば) | 一葉の妹であり三葉の姉で、“居酒屋ふたば”を経営している ショッカーを見たと周囲に話した兄のせいで、小中高と全校生徒から無視されて兄をかなり恨んでいる 幼少の頃から「小虎の穴」という格闘技道場に通い、虎師匠に足技主体の戦い方を学んだ | 小清水亜美 |
| ユカリス | 三葉のファミレスでバイトしている女子高生で、店長である三葉と付き合っている ショッカーの存在を知った三葉を監視するために送り込まれたショッカーの女戦闘員 | ファイルーズあい |
| 中尾 八郎(なかお はちろう) | 現在44歳の武闘派ヤクザで、舎弟3人と「ショッカー強盗」をしている 幼い頃に正義のヒーローに絶望し、ショッカーに憧れを抱いていた | 津田健次郎 |
| 蜘蛛男(くもおとこ) | 「仮面ライダー」第1話に登場した“蜘蛛男”の姿をしたショッカーの怪人 “雲田”という名の人間の姿のときは、ヤクザの用心棒をしている | 内山昂輝 |
| 蝙蝠男(こうもりおとこ) | 「仮面ライダー」第2話に登場した“蝙蝠男”の姿をしたショッカーの怪人 女性の血を吸うことで戦闘員化させ、自分の血を分け与えて戦闘員を強化できる | 吉野裕行 |
| サンダー・ライコ | 元女子プロレスラーの戦闘員で、蝙蝠男の配下にある ショッカーの洗脳が解けた戦闘員を始末して回っている | 渡辺明乃 |
| 中尾の舎弟たち | 中尾の舎弟の…伊藤さとし、石毛ふくし、佐藤だいすけ 中尾の命令で「ショッカー強盗」をしていた | 鶴岡聡 落合福嗣 阪口大助 |
| 虎師匠 | 虎のマスクを被った正体不明の女性格闘家(トラマスター) 二葉の師匠であり、トップクラスの格闘能力を持っている |
主題歌
オープニングテーマは、「Wanna be」
TeddyLoid feat. Shigeru Matsuzaki accelerated by TOPHAMHAT-KYO(FAKE TYPE.)
エンディングテーマは、「ワンモアタイム」
TeddyLoid feat.時任良治
エピソード
| 話数 | サブタイトル |
|---|---|
| 第1話 | 東島丹三郎は仮面ライダーになりたい |
| 第2話 | 私はタックル |
| 第3話 | 嫌いが好きになるとスゴク好き |
| 第4話 | 最強の仮面ライダーは誰だ |
| 第5話 | 僕にもブイスリーやらせてよ |
| 第6話 | ツマミを注文しろ |
| 第7話 | 俺をショッカーにしてくれ |
| 第8話 | 強敵が現れた時 仮面ライダーはどうする? |
| 第9話 | お前のライダーを見せてみろ |
| 第10話 | 命を懸けるの |
| 第11話 | 一番強いのはタックル |
| 第12話 | |
| 第13話 | |
| 第14話 | |
| 第15話 | |
| 第16話 | |
| 第17話 |


感想
第1話から非常に面白くて笑える作品です!
“仮面ライダー馬鹿”たちが見せる「仮面ライダー愛」は、馬鹿馬鹿しくも情熱的でとても面白い。
恥ずかしがることもなく、本気で言う「ライダーパンチ」がカッコ良く見えてしまう。
真顔で「ヘン…シン!」と言い、変身してないけど気持ちも身体能力も向上する。
馬鹿馬鹿しいが、彼らの“本気度”が伝わってきて観入ってしまうんです。
海外でもけっこう評判がいいらしく、仮面ライダーを観たことがなくても楽しんでいる様子。
予想以上に面白くて、毎回笑わせてもらっています。
東島丹三郎
仮面ライダー1号が好き過ぎて体を鍛え、本当に強くなってしまった男・東島丹三郎。
第1話の学生時代のエピソードが面白かった。
現在の40歳になっても、彼の「仮面ライダー愛」は消えない。
そんな時に現れた“ショッカー強盗”が、東島の心を躍らせたのです。
あんなに馬鹿になれるほど、何かを好きになれるなんて羨ましい。
そう思う人も多いのではないでしょうか。
東島が力を込めて言う「ライダーパンチ」や「ライダーキック」は、思わず真似したくなってしまう。笑
ショッカーに会えた嬉しさで、涙を流しながらパンチする姿が笑える。
確かに、いくら鍛えてもずっと戦う相手がいなかったんだから…歓喜するのも納得です。
仮面ライダー馬鹿たち
“ショッカー強盗”を引き金に、新たな仮面ライダー馬鹿たちが現れる。
自分と同じ人間がいたことに、東島も嬉しかったんでしょう。
やっぱり「好きなこと」を共有できるのは嬉しいですよね。
島村一葉は“仮面ライダーV3”、島村三葉は“ライダーマン”、岡田ユリコは“電波人間タックル”
私が「仮面ライダー」を観始めた頃は、確か「仮面ライダーBLACK」だったと思います。
なので、ライダーマンやタックルは知りませんでした。
彼らの魅力を一葉たちから教えてもらうのも面白い。
それぞれのキャラクターに対する“異常なまでの愛情”が、このアニメを面白くしています。
ショッカーそっちのけで、仲間内で“最強決定戦”やってるのが笑える。笑
男も女も関係なく、全力でぶつかり合うガチのトーナメント戦。
現時点では、残すところ決勝戦のみですが…楽しませていただきました。
岡田ユリコ
高校教師をしている岡田ユリコは、ムッチムチのエロボディ。
いや、ボインが過ぎるだろ!?
プルンプルン揺らしています。笑
「仮面ライダーストロンガー」の大ファンだった父親の影響で、“電波人間タックル”に憧れるようになる。
“二代目タックル”として、強くなるために様々な格闘技を身に付けた。
自作の衣装は露出度が高いが、路上でもお構いなく着替えてしまう。
投げ技は、何でも「電波投げ」になるのが面白いです。笑
ところで、“電波人間”ってどういうことでしょうか…



ワイも投げられたい…



男ってバカね…
島村一葉
山奥で自給自足の生活をしている島村一葉。
幼い頃に弟と共にショッカーを目撃して、周りの人に話したが信じてもらえず変人扱いされていた。
「仮面ライダーV3」に憧れて自らを鍛え上げ、V3の技を再現できるほどの格闘能力を身に付けた。
「変身」には小道具や衣装を使わず、変身ポーズだけでV3になるのが面白い。笑
「ブイ スリャーーー!!」は最高でした!笑
まさに“熱血 仮面ライダー馬鹿”という感じ!
こやつの学生時代が観てみたいですね。
東島と同じような経験をしていそうな気はしますが…。
島村三葉
一葉の弟で、ファミレスの店長をしている島村三葉。
バイトの女子高生ユカリスと密かに付き合っているが、その正体はずっと知らなかった。
「仮面ライダーV3」に憧れたが、兄との勝負に負けてから「ライダーマン」推しとなった。
格闘スタイルは“合気道”ベースで、相手の力を利用して投げ飛ばします。
今では、幼い頃に散々負けた兄と互角に渡り合えるようになりました。
割と天然っぽいキャラで、ユカリスとはラブラブな感じ。
タックルとの決勝戦では、どんな戦いを見せるのでしょうか。
中尾八郎
武闘派ヤクザの中尾八郎は、オレオレ詐欺のような現代の稼ぎ方は苦手である。
故に、3人の舎弟を使い「ショッカー強盗」なるものを始める。
幼い頃に父親と自分を救ってくれなかった“正義の味方”を恨み、むしろ「ショッカー」に憧れを抱いていた。
中尾はなかなか面白いキャラクターで、声優は“津田健次郎”が務めています。
この先、中尾がどうなっていくのかが楽しみですね。
ショッカー
この作品では現実世界にショッカーが現れるんですが、怪人も同様になぜ現れたのかもわかりません。
東島たちも、ショッカーが現れたことを一般人に警告することもしない。
大元の「仮面ライダー」でも、“ショッカー”という組織の設定は曖昧なのかもしれません。
戦闘員が「イーッ!」となぜ言うのかもわかりません。
これについては、撮影で戦闘員役の俳優が突然「イーッ!」と叫んだのが採用されたようです。
長時間の撮影で「もうイー加減にしろ!」や「もう何でもイー!」みたいな意味があったのかもしれません。笑
評価
IMDbでは2025年12月11日現在、IMDbレーティング8.0/10 ユーザー評価8.7/10
日本のFilmarksでは、3.7/5.0
Amazon Prime Videoでは、4.5/5.0
全体的に非常に高い評価を得ています。
ポイントとしては、仮面ライダーを観たことがなくても楽しめるという点でしょうか。
馬鹿馬鹿しいと思いつつも、熱くて笑える作品です。


まとめ
2025年10月から「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」というアニメが放送されています。
奇妙なタイトルで、どんな内容なのか気になる人もいるでしょう。
簡単に言えば、仮面ライダー馬鹿たちによる“仮面ライダー愛”に溢れた熱い物語です。
馬鹿馬鹿しいと思いつつも、彼らの“情熱”と“本気度”にとても惹かれてしまう。
毎回笑わせてくれるし、彼らがカッコ良く見えてしまいます。
東島の「ライダーパンチ」や一葉の「ブイ スリャー!」は、思わず真似して言いたくなってしまうんですよね。笑
「仮面ライダー」を観たことない人や、外国人も楽しんでいるようです。
何となく観てみれば、きっと面白いと思う人も多いのではないでしょうか。
NETFLIXやAmazon Prime Videoで視聴できるので、ぜひ視聴してみてください!



最後まで読んでいただきありがとうございます



ヘン…シンッ!








