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ケロねっこ
冒険Lv.7
2023年11月にブログ開設。
Web知識はスライムレベル。
映画や海外ドラマ、商品レビューを中心に書いています。正直な感想を述べているので参考にしてください。
少しでも読んで頂いた方の役に立てればと思います。

映画「BLACKBERRY」レビュー

ケロねっこの映画レビュー「ブラックベリー」

世界初の“スマートフォン”として鮮烈なデビューを飾った“BlackBerry

当時は、PCではなく携帯電話で“E-mail”が出来るのは画期的でした。

ブラックベリーが発売された2002年頃はアメリカに住んでいましたが、確かにブラックベリーを使っている人(特にビジネスマン)は多かった印象があります。

いつの間にか市場から消えていたことにも気づきませんでした。

それだけ“iPhone”が強烈で、一気にシェアを拡大していったということでしょう。

この物語は“BlackBerry”という企業の誕生と急成長から衰退までを描いた実話です。

チャミン

なんで“ブラックベリー”なんだろう?

ケロねっこ

キーボードが果物の“ブラックベリー”に似てるからだって

ブラックベリーの実
目次

BlackBerry

BlackBerry(ブラックベリー)は、カナダのブラックベリー社(旧リサーチ・イン・モーション, RIM)が開発した携帯端末。

1996年に発売された携帯端末に始まり、2002年に音声通話・Web閲覧・E-mailに対応した。

携帯電話に“キーボード”が付いた独特のデザインで、アメリカのビジネスマンを中心に一気にシェアを広げる。

2007年に発売された“iPhone”以前に存在した、スマートフォンの“元祖”といえる端末である。

2010年の全盛期にはスマートフォン市場でNokiaに次ぐ世界2位で、アメリカではスマホ利用者の37%にあたる約2,200万人のユーザーがいた。

2011年にはiPhoneとAndroidのユーザーがBlackBerryを追い抜き、2013年には“BlackBerry OS”はAndroidとなった。

2016年に中国の“TCL集団”にライセンスを与え、さらに2020年にアメリカの“オンワードモビリティ”がライセンスを取得した。

しかし、2022年2月にオンワードモビリティの閉鎖と共に5G対応のBlackBerryの開発中止を公表した。

映画「ブラックベリー」

映画「ブラックベリー」宣伝タイトル
映画「ブラックベリー」宣伝タイトル
JustWatch & Amazon.co.jpより

ブラックベリー(原題:BLACKBERRY)は、2023年公開のカナダの伝記・コメディドラマ映画。

STORY
1996年カナダのオンタリオ州ウォータールーで、リサーチ・イン・モーション(RIM)のCEOマイク・ラザリディスと共同設立者のダグラス・フレディンは、ビジネスマンのジム・バルシリーに「PocketLink」携帯電話の売り込みをする。売り込みは失敗したが、ある条件でバルシリーが経営に加わることになり“BlackBerry”というブランドが誕生した。その後の急成長と衰退までを描いた実話に基づいた物語。

監督:マット・ジョンソン
上映時間:121分

チャミン

日本版トレーラーなかったの?

ケロねっこ

日本未公開映画だから…

BlackBerryスマホ

感想

ガラケーしかなかった時代にいきなり現れた“BlackBerry”ですが、携帯にキーボードが付いたなんてのは斬新でクールだったと思います。

当時は一般人はほとんどスマホを持っていなかったし、自分もBlackBerryの端末を持つ必要性を感じませんでした。

全盛期は45%のシェアを獲得していたBlackBerryの誕生秘話は非常に興味深かったです。

企業の開発競争は、“勝てば天国 負ければ地獄”の非常に厳しい世界なのだなと改めて思いました。

マイクとダグ

RIMを共同設立した彼らの会社は見るからにオタクの集まりで、会社でゲームしたり皆んなで映画を観たりしていました。

マイクとダグもオタクで、せっかく新しいものを作ってもプレゼンすることが出来ません。

画期的なものを発明しても、売り捌くことが出来なければ意味がない

エジソンのライバルと言われていた“ニコラ・テスラ”は、エジソンより優れた発明家だったのにも関わらず「マーケティング」でエジソンに差をつけられたと言われています。

ムービーナイト”は楽しそうですが、会社としてはダメですよね…。

いいコンビですが、親友であることとビジネスは分けなければいけません。

会社が成長していく中で2人に確執的なものが生まれますが、BlackBerryから身を引いた後2013年に一緒に“クォンタムバレー・インベストメンツ”というベンチャーファンドを設立したようです。

マイク・ラザリディス

マイク生粋の開発者でありオタクです。

私も以前にレビューした“Winny”の金子勇さんと似ています。

開発以外のことはあまり知識がなく得意ではないし、四六時中ずっと開発や研究のことを考えている

自分を信じ、頑なにBlackBerry以外のものを認めなかった

時と共にマイクは変化していき、親友のダグにまで噛み付くようになります。

iPhoneを認めてもう少し柔軟になれれば、違った結末になっていたかもしれません。

彼に対しては非常に残念だと感じましたが、CEOを辞任したその後はどうしているのでしょうか。

ダグ・フレギン

ダグは見るからにオタクで、どう見てもめっちゃいい奴です。

スーツを着ても、トレードマークのバンダナを外さないのには笑いました。

ダグはいつでもマイクを気にして、彼にアドバイスをしてきました。

最後までブレなかったダグは、とても素晴らしいし好感が持てます。

2007年に株式を売却したことで、どうやら大金持ちになったようなので良かったです。

この作品の監督でもある、ダグを演じた“マット・ジョンソン”の演技は素晴らしかったです!

ジム・バルシリー

最初からこやつは信用できないというか…気に入りませんでした。

実際、会社を解雇されたのに自ら辞めたと嘘をついていましたからね。

野心家過ぎて、やり方が強引でグイグイきます。

しかし、プレゼンも交渉もできないマイクたちは彼に頼るしかありません。

結果的にはやり過ぎてしまうわけですが、彼がいなかったら“BlackBerry”が世に出ていなかったのは事実でしょう。

RIMに突然現れた、全く違う人種の新しいCEOに困惑している社員が笑えました。

Made in China

ジムのオフィスにあった中国製インターフォンのノイズや最後の“Storm”のバグ

チャイナ・クオリティ”は世界共通ですね。

マイクはずっと中国工場を拒んでいましたが、最後は選択せざるを得なくなりました。

全ての中国製製品が粗悪品とは言いませんが、何というか…そもそもの文化というか教育など根本的なものが違うんですよね。

iPhone

2007年の“iPhone”の登場により、アメリカで45%のシェア率を誇っていたBlackBerryが一気に衰退していきます。

確かに、ボタンがない全面“タッチスクリーン”のスマホは衝撃的でした。

さらに、“アプリ”というシステムは画期的で驚きましたよね。

マイクたちが“スティーブ・ジョブズ”のプレゼンを観ているシーンが印象的だった。

私個人は、“iPhone3GS”から使い始めて“S”の周期で機種変していましたが、“iPhone12”で止まっています。

iPhoneX”ぐらいから思っていたんですが、いい加減「高過ぎる」のとカメラの性能ばかりが良くなるだけで「全体的にはそう変わらない」という点。

でも、実際iPhoneのシェア率は日本では約7割ですが、世界では約3割なんですよね。

チャミン

世界的にはAndroidユーザーの方が多いんだね

ケロねっこ

Androidの方が品揃えが豊富だし、価格もバカ高くないからね

評価

Rotten Tomatoesでは2024年6月24日現在、トマトメーター(批評家)98オーディエンススコア(観客)94となっています。

metacriticでは、メタスコア(批評家)78/100 ユーザースコア(観客)7.2/10となっています。

どちらも評価が高く、特にロッテントマトではかなり高い評価を得ています。

やはり、“実話”というのは物語をさらに面白く興味深いものにしますよね。

iPhone3G

まとめ

BlackBerry社の急成長と衰退を描いた実話“BLACKBERRY”は、NETFLIXで見放題となっています。

世界初の“スマートフォン”として、特にアメリカで「一世を風靡したBlackBerry

その急成長の裏側は、非常に興味深い内容でした。

一時は世界で45%のシェア率を誇っていたのに、“iPhone”の衝撃デビューとAndroidに市場を奪われ衰退していった。

企業の開発競争と、エンジニアの苦悩と戦いがリアルに描かれています。

この映画を観ると、なぜか“BlackBerry”が使いたくなります。

人は、既にないものに価値を感じて欲しくなってしまうものですよね。

RIMの共同設立者のダグ・フレギンを演じた“マット・ジョンソン”の演技が素晴らしいので、ぜひ注目して頂きたいです。

お暇な時にでも、一度ご覧になってみてください!

ケロねっこ

最後まで読んでいただきありがとうございました

チャミン

緊急の“ムービーナイト”だ

ケロねっこの映画レビュー「ブラックベリー」

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