2025年9月19日に劇場版「チェンソーマン レゼ篇」が公開されました。
アニメは以前に観ていたので、その続編となる“レゼ篇”は観なくてはいけません。
しかし、「鬼滅の刃」といい…最近は“続編を映画にする”というパターンが増えましたね。
ご丁寧にも公開前にNETFLIXなどで、アニメの「総集篇」が前篇と後篇で公開されていました。
それでアニメを復習しつつ、劇場へと向かいました。

漫画「チェンソーマン」
Amazon.co.jp & 集英社より
チェンソーマン(英題:Chainsaw Man)は、藤本タツキ原作の日本の漫画。
2019年から2021年まで“週刊少年ジャンプ”で第1部「公安編」が連載され、2022年7月13日から“少年ジャンプ+”で第2部「学園編」が連載中。
2024年12月の時点で、累計発行部数は3,000万部を突破している。
2022年10月から12月まで、制作会社“MAPPA”によるテレビアニメが放送された。
STORY(公安編)
死んだ父親の借金を背負わされた少年“デンジ”は、チェンソーの悪魔である“ポチタ”と「デビルハンター」として悪魔狩りをして生計を立てていた。ある日…ヤクザに騙されて「ゾンビの悪魔」によって殺されてしまったデンジは、ポチタとの契約により蘇り“チェンソーマン”となった。ゾンビの悪魔を倒したデンジは、公安のデビルハンターである“マキマ”に拾われる。公安で働くことになったデンジは、マキマの命令で先輩の“早川アキ”の家でバディとなる「血の悪魔」の“パワー”と共に同居することとなる。デンジたちは様々な悪魔と戦いながら、かつて5分で120万人を殺した「銃の悪魔」の討伐を目指す。
登場人物(公安編)
名前 | 説明 | 声優 |
---|---|---|
デンジ | 父親の借金返済のためポチタと共に“デビルハンター”として生計を立てる16歳の少年 「ゾンビの悪魔」に殺されてしまうが、ポチタとの契約で“チェンソーマン”として蘇る マキマに拾われ公安のデビルハンターとなり、血の魔人“パワー”とバディを組むこととなる | 戸谷菊之助 井上麻里奈 (幼少期) |
チェンソーの悪魔 | デンジが悪魔に変身した姿(赤チェンソーマン)で、胸にある“スターターロープ”を引っ張ると変身する 頭部がチェンソーになり口には鋭い牙が生え、さらに両腕にもソーチェンとガイドバーがある | 戸谷菊之助 |
ポチタ | 頭からチェンソーの刃が生えた子犬のような見た目の「チェンソーの悪魔」 過去にデンジに助けられたことで相棒となり、デンジと契約を交わしデンジの中で生きることとなる | 井澤詩織 |
マキマ | 内閣官房長官直属のデビルハンターで、“公安対魔特異4課”のリーダーである女性 ミステリアスでつかみどころのない性格で、デンジの憧れの存在でもあるが…その正体は「支配の悪魔」である 何度殺されても死なず、マキマへの攻撃は無作為に選ばれた日本国民の誰かの死に変換される | 楠木ともり |
パワー | 「血の魔人」であるが、マキマの管理下で公安対魔特異4課のデビルハンターをしている 性格は自己中でワガママ、血を操る能力を持ち血を固めて武器にして戦う | ファイルーズあい |
血の悪魔 | パワーの本来の姿で、4本の腕を持つ肉食獣のような姿で力も魔人の時より大きく増す 性格は変わらないが、他人の血で武器を作り内側から切り裂いたりする | ファイルーズあい |
早川 アキ | デンジの先輩の公安対魔特異4課のデビルハンターで、家族を「銃の悪魔」に殺され復讐を誓っている 心優しく情に厚い性格で、デンジとパワーと自宅で共同生活を送っている 「狐の悪魔」「呪いの悪魔」と契約していたが、後に「未来の悪魔」と契約することとなる | 坂田将吾 村瀬歩(幼少期) |
姫野 | デンジの先輩の公安対魔特異4課のデビルハンターで、アキのバディである酒好きでノリの良い女性 自身の右目と引き換えに「幽霊の悪魔」と契約していて、見えない腕を自由自在に操ることができる | 伊瀬茉莉也 |
東山 コベニ | デンジの同僚の公安対魔特異4課のデビルハンターで、同じく新人の荒井(後に「暴力の魔人」)とバディを組んでいる 引っ込み思案だが対人戦闘能力は高く、契約している悪魔は秘密で謎が多いキャラ | 高橋花林 |
荒井 ヒロカズ | デンジの同僚の公安対魔特異4課のデビルハンターで、コベニとバディを組む真面目で大柄な男 「狐の悪魔」と契約しているが、呼び出すシーンもないままコベニを庇って死亡する | 八代拓 |
岸辺 | 公安対魔特異4課の隊長で、姫野や早川の師匠である50代の男性デビルハンター 無表情で何を考えているかわからないが、かなりの戦闘能力を持つ実力者である | 津田健次郎 |
ビーム | 「サメの魔人」だが、マキマに逆らえず公安対魔特異4課でデビルハンターをしている 壁や地面などあらゆる場所を泳ぐことができ、デンジを“チェンソー様”と呼び慕っている | 花江夏樹 |
サメの悪魔 | ビームの本来の姿で、両側に3つずつの目を持ち胸鰭も2つずつある | 花江夏樹 |
天使の悪魔 “エンジェル” | 背中に羽があり頭上には光輪がある中性的な男性で、姫野の後にアキのバディとなる 触れた者の寿命を吸い取ることができ、武器に変換することもできる能力を持つ | 内田真礼 |
暴力の魔人 “ガルガリ” | 強過ぎるため仮面を被り能力を抑制していて、コベニとバディを組んでいるデビルハンター 蹴り技を主体とした強い戦闘能力を持つが、本人は争いがあまり好きではない | 内田夕夜 |
刀の悪魔 “サムライソード” | デンジを雇っていたヤクザの老人の孫で、彼が変身した姿で頭から長刀が水平に突き出ている チェンソーマンのように両腕にも刃を持つが、腰の刀で高速で居合斬りをする技も持っている | 濱野大輝 |
レゼ 爆弾の悪魔 “ボム” | カフェ「二道」でバイトをしている明るく人懐っこい性格の女性で、デンジに近づき彼を誘惑する 正体はソ連軍が国に尽くす戦士として作り出した“モルモット”で、「爆弾の悪魔」に変身することが出来る 首のリング(ピン)を引き抜くと変身し、頭が航空爆弾のような形状になり様々な爆発を操ることが可能 | 上田麗奈 |
台風の悪魔 | 巨大な赤子のような見た目で、雨や風を操る強力な能力を持つ | 喜多村英梨 |

もっといるよね?



多いから…アニメ第1期ぐらいまでにした


アニメ「チェンソーマン」
劇場版「チェンソーマン レゼ篇」公式サイトより
アニメ「チェンソーマン」第1期は、2022年10月12日から12月28日までテレビ東京系列で放送された。
制作は通常の「製作委員会」ではなく、“MAPPA”一社のみの出資で行われた。
監督:中山竜
視聴時間:24〜25分
オープニング
オープニングテーマは、米津玄師の「KICK BACK」です。
エピソード&エンディングテーマ
話数 | サブタイトル | エンディングテーマ | アーティスト |
---|---|---|---|
エピソード1 | 犬とチェンソー | CHAINSAW BLOOD | Vaundy |
エピソード2 | 東京到着 | 残機 | ずっと真夜中でいいのに。 |
エピソード3 | ニャーコの行方 | 刃渡り2億センチ | マキシマム ザ ホルモン |
エピソード4 | 救出 | 錠剤 | TOOBOE |
エピソード5 | 銃の悪魔 | インザバックルーム | syudou |
エピソード6 | デンジを殺せ | 大脳的なランデブー | kanaria |
エピソード7 | キスの味 | ちゅ、多様性。 | ano |
エピソード8 | 銃声 | first death | TK from 凛として時雨 |
エピソード9 | 京都より | Deep down | Aimar |
エピソード10 | もっとボロボロ | DOGLAND | PEOPLE1 |
エピソード11 | 作戦開始 | バイオレンス | 女王蜂 |
エピソード12 | 日本刀VSチェンソー | ファイトソング | Eve |
エンディングテーマは、各話ごとに違うアーティストが担当しています。
それだけでも凄いんですが、アニメーションもそれぞれ違うものを制作しているんです。


劇場版「チェンソーマン レゼ篇」
チェンソーマン公式Xより
劇場版チェンソーマン レゼ篇(英題:Chainsaw Man The Movie Reze Arc)は、2025年9月19日に公開されたアニメ映画。
テレビアニメの続編となる“レゼ篇”と言われるエピソードを描いている。
原作漫画の5巻第39話から6巻第48話までに該当します。
STORY
公安対魔特異4課でデビルハンターとして働く“デンジ”は、憧れの“マキマ”とのデートで浮かれていた帰り道に急に雨に降られ雨宿りをしていた。そこに現れた謎の少女“レゼ”、彼女は近くのカフェで働いているという。明るく人懐っこいレゼに惹かれるデンジ、2人の距離は急速に縮まり…デンジの日常は変わり始めていく。
監督:吉原達也
上映時間:100分
オープニング&エンディング
オープニングテーマは、テレビアニメに引き続き米津玄師の「IRIS OUT」です。
エンディングテーマは、米津玄師と宇多田ヒカルが歌う「JANE DOE」です。
IRIS OUTとJANE DOE
オープニングの「IRIS OUT」は、デンジの浮かれた気持ちを表しています。
“今この世で君だけ大正解”
エンディングの「JANE DOE」は、レゼの複雑な気持ちを表現しているように感じます。
“この世を間違いで満たそう”
映画を観た後にこれを聴くと切なくて泣けてきます…。


感想
前半の10代の若い2人の恋、そして…後半は“チェンソーマン”らしい狂気!
素晴らしい映画化だったと思います!!
夏の恋と花火の美しい映像から、一気に激しいハイスピードバトルへと展開する。
高低差あり過ぎて耳キーンなるわ!
音楽も素晴らしいし、激しい爆発や街を破壊しまくる戦闘は圧巻でした。
やっぱりチェンソーマンは、ネジがぶっ飛んでないと面白くない。
ファンの期待に十分に応える作品だったのではないでしょうか。
デンジ
憧れのマキマさんとデートをしてしまうデンジ。
一日中映画館をハシゴして映画を観るという、マキマさんらしいデートなのかもしれない。
マキマさんとの夢のデートに浮かれていた帰り道、デンジは謎の少女レゼと出会う。
明るく人懐っこいレゼに急速に惹かれていくデンジは、すぐにレゼのことを好きになってしまう。
この気持ち…わかる男性は多いのではないでしょうか。
カワイイ女の子が、初対面なのにあの距離感でグイグイ詰めてきたら…好きになっちゃいますよね!?
デンジだけでなく、男って単純ですから。笑
夜の学校に夏祭りと、デンジにとって初めての体験であり…彼が普通の10代の少年になった瞬間だった。
ただ、ひとつリアリティーに欠けた描写がある…レゼと夜の学校のプールに入るシーンです。
16歳ぐらいであんなカワイイ女の子の裸なんて見たら…フルボッ○だろっ!?笑
まあまあ、それはわかっていても描けませんよね…。
恋から狂気へ
デンジの夢のような時間は、美しい花火をバックに最高潮となります。
そして、そこから狂気への急展開が凄い!
「刃渡り2億センチ」が流れるタイミングも絶妙で、そこからレゼ(ボム)との激しいバトルへと展開していく。
街など気にすることなく爆発を起こしまくるボムは、公安も歯がたたない程の圧倒的な強さ。
さらに台風の悪魔まで現れてしまうのだが、デンジとビームのタッグが見せてくれます。
これが最高んですよね!
“これぞチェンソーマン”というぶっ飛んだ最高のバトルでした!
まだ観ていない方は、ぜひ楽しみにしていただきたい。
レゼ
突然の雨に雨宿りをするデンジの前に、偶然にも現れた美少女レゼ。
初対面なのにあんな感じでこられたら…16歳の少年ならイチコロです。
「私この先の“二道”ってカフェでバイトしてるの 来てくれたらこのお礼してあげる」
そう言われたデンジですが、即行で行ってて笑えました。
カフェで人懐っこく距離を詰めてくるレゼに、デンジは恋心がどんどん膨れ上がっていく。
あれはね…ヤバいですよ、普通の男子は耐えられません。
そこから、夜の学校デートでプールはやば過ぎます。
さらに、夏祭りデートなんて…デンジは幸せの絶頂だったのではないでしょうか。
同時にレゼ自身も、普通の10代の女の子が経験するようなデートを楽しんでいたと思います。
そして、切な過ぎるラストシーンへと繋がっていきます。
最後のセリフは、言い方も含めて素晴らしかったですね!
ボム(爆弾の悪魔)
レゼが変身した姿で、頭が航空爆弾のようになり爆発による攻撃を繰り出す。
このボムが強いんですよね…爆発を利用した多彩な攻撃をしてくる。
時には、足の裏を爆発させジェット噴射のように高速移動する。
公安の隊員を簡単に殺し街を破壊しまくるボムだったが、爆弾だけに水に弱く最終的にそこをつかれてデンジに破れます。
思い返せば雨など水の描写が多く、水に弱いのにデンジとプールに入っていたということは…。
いろいろと考察ができるのではないでしょうか。
しかし、素晴らしいハイスピードバトルで最高でした!
チェンソーマン
“刃渡り2億センチ(全体推定70%解禁edit)”が流れて、暴れ回るチェンソーマンは最高だった!
「俺が知り合う女がさあ‼︎全員オレん事 殺そうとしてんだけど‼︎」には笑った。
ネジがぶっ飛んでるのがチェンソーマンですからね!
今回はビームとのタッグで、最高のバトルを繰り広げる!!
スピードが速くて目が追いつかなかったので、もう一度じっくり観たいですね。
デンジとレゼ(ネタバレ)
デンジとレゼは、お互い似たもの同士だった。
ソ連軍の戦闘員“モルモット”として生きてきたレゼと、父親の借金返済のために子供の頃からデビルハンターとして生きてきたデンジ。
二人とも、普通の子供が当たり前のように経験することをしていない。
そこに親近感を感じたレゼは、最初の電話ボックスでデンジを殺さなかったのかもしれない。
学校に行ったことのないデンジを夜の学校に誘ったが、彼女もまた学校に行ってみたかった。
「遅れてきた青春」を楽しむ二人は、夏祭りでも楽しい時を過ごす。
わざわざ夏祭りを選んだのは、花火の音で爆発音を紛らわすためか。
「ソ連の監視航空機の目から逃れてデンジと逃亡するため」とか「ビームの鼻を火薬の匂いで誤魔化すため」なんていう考察もあります。
デンジの心臓を狙っていたが、「一緒に逃げようか」とも言っていた。
レゼは“デンジとなら一緒に逃げてもいい”と、本気で思ったのかもしれない。
田舎のネズミと都会のネズミ
レゼは「デンジくんはさ 田舎のネズミと都会のネズミ どっちがいい?」と聞く
これはイソップ寓話「田舎のネズミと町のネズミ」からの引用で
田舎のネズミは安全に暮らせるけど、都会のように美味しい食事はできない。
都会のネズミは美味しい食事はできるけど、人や猫に殺される危険性が高い。
デンジは都会のネズミがいいと言い、レゼは田舎のネズミの方が平和でいいと言う。
ここで二人の意見が分かれてしまう。
自分は、田舎のネズミの方がいいかな…田舎でも美味しいものは食べれると思うけど。
都会の美味しい食事なんて添加物だらけだし、所詮は科学で作られた偽物の味じゃないですか。
人や猫に殺される前に病気で死ぬわ!
田舎で、野菜や果物の本来の美味しさを堪能して安全に暮らしたい。笑



都会のネズミ派



田舎のネズミ派
マキマ
この作品では、可愛いマキマと恐ろしいマキマを観ることが出来ます。
序盤のデンジとのデートのシーンでは、いつもと違う髪型で私服姿の可愛いマキマさんが見れる。
マキマさんってこういう格好するんだ〜
しかし、映画館とカフェの繰り返しのデートはしんどそうだ…。
相変わらず何を考えているかわからないのだが、マキマさんも泣くことがあるんだ!?と思った。
一方で、小動物を使い盗聴もできるため…デンジとレゼの会話も筒抜けだった。
出会った時の電話ボックスの横にも猫がいたし、他の場面でも猫がいたという。
だから「田舎のネズミと都会のネズミ」の話も聞いていた。
マキマは田舎のネズミが好きなようだが、その理由がサイコパス過ぎた…。
そして、レゼを…
カフェ“二道”
レゼがバイトをしているのが、カフェ“二道”です。
マスターとも仲良しで、レゼが素でいられる場所なのかもしれない。
ここのモデルではないかと言われている喫茶店が、神保町駅近くにある“喫茶エル”です。
ナポリタンが美味しいみたいなので、一度食べに行ってみたいですね。
レゼが曲がっていった“翠ビル”と書かれたビルは、実際にエルから遠くない辺りに“葵ビル”というそっくりなビルがある。
曲がった先には同じように急な階段があるので、おそらくそこがモデルとなっているのでしょう。
“二道”という意味深な名前、まさにレゼには二つの道がありました。
しかし、レゼは…どちらの道も…
白いガーベラと赤いガーベラ
デンジが、募金箱に1円を入れて受け取った白いガーベラ。
白いガーベラの花言葉は「律儀」や「純粋」で、1本の白いガーベラは「一目惚れ」を意味します。
レゼが駅のホームで受け取った赤いガーベラ。
赤いガーベラの花言葉は「希望」や「神秘の愛」で、1本の赤いガーベラは「あなたが私の運命の人」という意味がある。
レゼ自身はそれを知ってか知らずか、デンジの元へと向かう…余計に切ないですね。
ビーム
頭にサメの頭部から背鰭までが付いているビーム。
彼はサメの魔人で、壁や地面などどこでも泳ぐことができる。
何を言っているのかよくわからないが、とにかくデンジを崇拝している。
「チェンソーの悪魔」の過去を知っているようで、デンジを“チェンソー様”と呼ぶ。
そのビームが大活躍するのが、この”レゼ篇”です。
デンジとのタッグは最高で、「正解‼︎正解‼︎正解‼︎正解‼︎」には笑いました。
これはぜひ劇場で観ていただきたい!
パワー
レゼ篇ではパワーの出番は少なく、戦闘シーンはありません。
しかし、最後にいい感じに出てきて彼女の役目を果たします。
藤本タツキ先生は暗い終わり方の方が好きみたいですが、パワーの登場によって哀しみが少し和らぐ効果がありました。
パワーって…血を飲み過ぎるとツノが増えたり伸びたりするんですね。
最後に出てくるまで、ずっと血を抜いていたのかな。
アキと天使の悪魔
姫野を失ったアキと天使の悪魔が、レゼ篇でバディを組むことになります。
真面目なアキとやる気のない天使の悪魔の凸凹コンビ。
この二人のシーンも見逃せない。
台風の悪魔の暴風雨で、吹き飛ばされそうになる天使の悪魔。
天使の悪魔は岸辺隊長の次に強いのに、風で飛ばされて死んでしまうの??って思いましたが…。
天使の悪魔は触れた者の寿命を吸い取ってしまうのに、アキは彼の手を取り助けようとする。
姫野を目の前で失った過去があるアキは、もうバディを失いたくないと思ったのだろう。
そんなアキの行動が、天使の悪魔にも影響を与えることとなる。
アキはデンジも守ったし、なかなか熱い男ですね。
評価
IMDbでは2025年9月26日現在、IMDbレーティング 8.8/10 ユーザー評価 9.0/10
日本の映画.comでは 4.1/5.0で、Filmarksでは 4.4/5.0
アメリカやヨーロッパではまだ公開前で、アジアで公開し始めた頃です。
日本での評価は非常に高く、ファンの期待を裏切らない作品だと称されています。
デンジとレゼの恋から激しいバトルへの急展開、とても“チェンソーマン”らしい作品でした。


まとめ
2025年9月19日より劇場版「チェンソーマン レゼ篇」が公開されています。
テレビアニメの続編で、主人公のデンジが謎の少女レゼと出会い…予測不能な事態へと巻き込まれていく物語です。
デンジとレゼの青春を感じさせる恋から、激しいハイスピードバトルへと切り替わる。
その狂気とイカれっぷりが“チェンソーマン”らしく、原作ファンの期待に応える作品となっている。
主題歌「IRIS OUT」やエンディングテーマ「JANE DOE」が素晴らしく、挿入歌の流れるタイミングもバトルも最高です。
1回観ただけでは、拾いきれない伏線や小ネタが散りばめられている。
“原作者や監督もよく考えて制作するな”と感心してしまいます。
是非、劇場に足を運んでこの映画を鑑賞してみてください!



最後まで読んでいただきありがとうございます



俺に泳ぎ方を教えてくれたのは本当だろ?