2024年9月19日にNETFLIXドラマ「極悪女王」が配信されました。
1980年代に女子プロレスを“ヒール”として牽引し、大旋風を巻き起こした「ダンプ松本」の半生を描いた作品です。
前々からYouTubeで予告編が配信されていたので、視聴するのを楽しみにしていたドラマ。
私も子供の頃にテレビで、ダンプ松本のブロレス中継は観たことがります。
しかし、彼女がどんな生い立ちで…どういう経緯でプロレスラーになったのかは知りませんでした。
さっそく試聴してみました。
ゆりやんレトリィバァか…
コントにならなきゃいいけどね…
NETFLIX シリーズ「極悪女王」
映画.com & ナタリーより
極悪女王(英題:The Queen of Villains)は、2024年9月19日よりNETFLIXで配信されているドラマシリーズ。
“鈴木おさむ”が企画・脚本・プロデュースし“ゆりやんレトリィバァ”主演で、NETFLIXが制作した作品で女子プロレスラー「ダンプ松本」の半生を描いていた作品。
全5話で完結し、1話あたり60〜82分で構成されている。
STORY
1980年代の日本、父親の暴力や借金、女性問題などを抱えた家庭で育った“松本香”は、ある日に見た全日本女子プロレスの“ジャッキー佐藤”に憧れを抱いた。高校を卒業した香は女子プロの門を叩き入門、同期の“北村智子”や“長与千種”たちと共に厳しい練習に耐えていた。なかなか芽の出ない香を置いて、智子(ライオネス飛鳥)と千種は「クラッシュ・ギャルズ」を結成しスターの階段を駆け上がっていった。仲間の成功に嫉妬し自身の行き先に迷う香りだったが、あることをきっかけに…金髪で顔にはメイク、手には鎖を持ち「ダンプ松本」として“ヒール”の道を歩み始める。
監督:白石和彌
視聴時間:60〜82分
ダンプカーみてぇだな
血まみれ…
ダンプ松本
ダンプ松本
本名:松本香は、埼玉県熊谷市出身の日本の女子プロレスラー、タレント、女優。
幼い頃から父親の借金やDV、女性問題などに苦労していた母のために家を建ててあげげたいという思いで、“ジャッキー佐藤”に憧れ女子プロレスラーになることを志す。
1980年に“松本香”の名で「全日本女子プロレス」デビューし、1984年にリングネームを“ダンプ松本”に変更した。
“クレーン・ユウ”とヒール軍団「極悪同盟」を結成し、のちに加わる“ブル中野”らとタッグチームを組む。
大人気となっていた「クラッシュ・ギャルズ」に対抗し、女子プロレスを大いに盛り上げた。
得意技は巨体から放たれる「ラリアット」
ダンプは頻繁に凶器である、金属チェーン、フォーク、ハサミ、一斗缶などを使用したが、振り回した凶器が自身に当たった時の痛みやゲストタレントが負傷したことから「竹刀」に変更した。
悪役レスラーとしての地位を確立したダンプ松本だったが、家に誹謗中傷の張り紙を貼られたり、窓ガラスを割られたり、新車の「フェアレディZ」を納車直後に傷つけられたりと、執拗な嫌がらせを受けた。
全盛期には年収5〜6,000万ほどを数年に渡り稼ぎ、目的どおり母親のために家を購入した。
しかし、その後は後輩の飲食代を全額出したり、大好きな“パチンコ”で使い果たしてしまった。
リングの上では“ヒール”に徹するが、普段は優しく涙もろい性格で後輩に食事を奢ったり相談にものる面倒見の良い先輩であった。
引退後は、元気で明るいキャラクターでタレントとして多くのテレビ番組やドラマなどにも出演していた。
顔に塗られたメイクは、笑うと「エクボ」が出てしまう可愛らしい部分を隠すためだったようです。
リングでの「極悪非道さ」とは対照的に、とても優しく面倒見の良い先輩だったんですね。
当時はかなりの金額を稼いだようですが、長い間“パチンコ依存症”にはかなり苦しんだみたいです。
長与千種
長与千種
長与千種は、長崎県大村市出身の日本の女子プロレスラー、実業家、女優。
競艇選手である父親を持ち10歳まで裕福な家庭環境で育ったが、父親が「保証人」で億単位の借金を背負い一家はバラバラとなり、千種は親戚の家をたらい回しにされた。
親戚から厄介者扱いされ極貧生活を送り、やがて学校にも行かなくなてしまう…しかし、幼少期から続けている「空手」だけは休まなかった。
父の妹夫婦に預けられた千種は、中学でソフトボールに夢中になった。
中学卒業後に「全日本女子プロレス」に入門し、極貧生活と厳しい練習に耐える日々が続く。
1980年に田園コロシアムで行われた大森ゆかり戦でデビューしたが、その後もなかなか観客に認められず悩んでいた。
同じように悩んでいた“ライオネス飛鳥”と意気投合し、1984年にタッグチーム「クラッシュ・ギャルズ」を結成した。
リング上で歌を歌いヒールの「極悪同盟」と抗争を繰り広げ、「クラッシュ・ギャルズ」は1977年の「ビューティー・ペア」以来の大ブームを巻き起こす。
1985年のダンプ松本との「髪切りマッチ」では、凶器を使ったダンプに敗れ髪を剃られ“坊主”にされた。
全盛期は年収3〜4,000万を稼ぎ、1億円あった借金の8,000万は千種が稼いだ金で返済した。
1989年に会社の対応によって「プロレスに対する情熱」が冷め、突然引退してしまうこととなる。
引退後はタレントとしてテレビやドラマに出演していたが、新たな女子プロレスブームの中…1993年11月にプロレスラーに復帰した。
その後も引退と復帰を繰り返し、同時にライブハウスやドッグカフェのオーナーやプロレス興行のプロデュースなどもしていた。
長与千種は、ダンプ松本のようにお金を散財することはなかったようです。
得意技も多く、空手を活かした「二段蹴り」や「フライイングニールキック」などの打撃系の技があります。
引退しては復帰しているところから、この人は“よっぽどプロレスが好き”なんでしょうね。
ライオネス飛鳥
ライオネス飛鳥
本名:北村智子は、埼玉県蓮田市出身の日本の女子プロレスラー、タレント、実業家。
埼玉の高校を中退後、1980年に全日本女子プロレスに入団し同年にデビュー。
リングネームを“ライオネル飛鳥”に変更し、“長与千種”と共に「クラッシュ・ギャルズ」で大ブームを巻き起こす。
1981年に「全日本ジュニア王座」、1982年に「全日本シングル王座」1984年にはクラッシュ・ギャルズとして「WWWA世界タッグ王座」を獲得。
同年8月に「炎の聖書」で歌手デビューし、翌年の1989年に現役を引退した。
引退後は女子プロレスの解説をしながらタレント活動をし、JAFの国際A級ライセンスを取得しカーレースにも出場した。
1994年に現役復帰し“ジャガー横田”と“バイソン木村”と共に「ライディーン・アレイ」を結成する。
ブランクと甲状腺疾患に苦しみながら試合を重ね、1999年に長与千種と壮絶なシングルマッチを2度に渡り繰り広げた。
2000年3月12日に長与千種とのタッグチームを再結成し、「クラッシュ2000」として再始動。
2005年4月3日、首の故障を理由に再び現役を引退した。
知り合いが経営していた会員制のラウンジで働きながら、銀座の流儀や水商売の経営を学び2006年に会員制スナック「gangs」を銀座にオープンした。
得意技は「ライガー・ボム」「フリーバードボム」などのボム系や、「ジャイアントスイング」「脇固め」など。
スナック経営とは…繁盛しているのか知りませんが、経営前にしっかり学んでいる姿勢がいいですね。
ライオネル飛鳥は、現役を続けたくても怪我に悩まされたという感じです。
登場人物
役名 | 役者名 | 説明 |
---|---|---|
ダンプ松本 | ゆりあんレトリィバァ | 日本で最も有名な人気悪役レスラー ブル中野らと共に「極悪同盟」を結成する |
ライオネル飛鳥 | 剛力彩芽 | 長与千種と「クラッシュ・ギャルズ」を結成 女子プロレスブームを牽引した |
長与千種 | 唐田えりか | ライオネス飛鳥と「クラッシュ・ギャルズ」を結成 ダンプ松本と2度に渡り「髪切りマッチ」をした |
ジャッキー佐藤 | 鴨志田媛夢 | マキ上田と「ビューティー・ペア」を結成 ダンプ松本の憧れのプロレスラー |
マキ上田 | 芋生悠 | ジャッキー佐藤と「ビューティー・ペア」を結成 最初の女子プロレスブームを巻き起こした |
ジャガー横田 | 水野絵梨奈 | ダンプ松本より先輩のプロレスラー 花がないため人気が出ず、メキシコに修行に行った |
デビル雅美 | 根谷涼香 | ダンプ松本の先輩のプロレスラー 「ビューティー・ペア」に対抗するヒール役レスラー |
大森ゆかり | 隅田杏花 | ダンプ松本の同期で美形プロレスラー ジャンボ堀と「ダイナマイト・ギャルズ」を結成 |
ジャンボ堀 | 安竜うらら | デビル雅美と同期のプロレスラー 大森と「ダイナマイト・ギャルズ」を結成 |
クレーン・ユウ | えびちゃん(マリーマリー) | ダンプ松本の同期のプロレスラー ダンプと「極悪同盟」を結成し活躍、後にレフェリーとなる |
ブル中野 | 堀桃子 | ダンプ松本の後輩のプロレスラー ダンプに誘われ「極悪同盟」に加入した |
松本里子 | 仙道敦子 | ダンプ松本の母親 リング上でのダンプの凶行が、演技だと分かっていても抵抗があった |
松永高司 | 村上淳 | 松永兄弟の三男で、全日本女子プロレスの会長 |
松永国松 | 黒田大輔 | 松永兄弟の四男で、レフェリー「ジミー加山」 |
松永俊国 | 斎藤工 | 松永兄弟の五男で、コーチや補佐役 |
阿部四郎 | 音尾琢真 | 興行プロモーターであり、レフェリーでもある カウントを遅らせたり、凶器を渡してダンプに肩入れする |
感想
第1話の冒頭で“ゆりやんレトリィバァ”が、「ダンプ松本」として登場した時はコントのように見えました。
初回は子供の頃の話から始まり「どういう経緯でプロレスラーになったのか」が描かれているので、それなりに興味を惹きます。
第2話は少し退屈になり失速し、第3話の途中で“ダンプ松本”に覚醒してから面白くなります。
めちゃくちゃ面白い!とは言えませんが、まあまあ面白い作品でした。
7月に配信された同じNETFLIX シリーズの「地面師たち」の方が、個人的には圧倒的に面白かったです。
しかし、レビューサイト「Filmarks」では高評価が目立っている。
確かに、1980年代の時代背景や…ダンプ松本の知られざる苦労には興味をそそられました。
そして、ダンプ松本のヒールに徹する“プロ根性”には感服しました。
松本 香
悪役レスラーの姿からは、到底想像ができないほど優しくて大人しい女の子である松本香。
悪役を演じている人ほど、実際はとても良い人なのかもしれません。
家庭では借金に不倫にと…ロクでもない父親に悩まされてきました。
父親がダンプカーに乗っていたから「ダンプ松本」になったのかと思ったら違いました。
プロレスラーになった理由が、“母親に家を買って建ててあげたいから”だなんて…優しいですよね。
運動神経がいいわけでもない、ビジュアルがいいわけでもない、過酷な練習と貧しい生活に耐えるのはかなりしんどかったのではないでしょうか。
同期がスターになっていく中で、自分には実力も個性もないことに悩みます。
そして、家族が引き金となり…覚醒します!
ダンプ松本
いきなり髪を金髪に染め、顔に悪魔のようなメイクを施し、手には鎖を持ち現れる…
“ダンプ松本”の誕生です!
巨体で相手に突っ込む姿を見たファンが、「あいつ、ダンプみてえだ!」と言ったことで“ダンプ松本”というリングネームになったそう。
あの優しく大人しかった女の子“松本香”が、躊躇なく凶器を振り回す“ヒール”へと豹変しました。
完全に迷いがなくなり、吹っ切れたという感じです。
彼女は本来の自分を殺し、「ヒールに徹する覚悟」を決めたのでしょう。
この覚悟は凄いと思います…中途半端ではダメだと分かっていた。
リングの上と下で、完全にスイッチを切り替えていたんだと思います。
しかし、凶器攻撃は目を背けたくなるほどエグいですね…。
フォークで「チャチャチャチャ」って…血まみれです…
でも、実際の映像ではフォークは柄の方を使っている場面もありました。
悪役に徹した凄まじい“プロ根性”を魅せたダンプ松本ですが、プライベートでは執拗な嫌がらせを受けていた。
彼女はヒールを演じているだけなんですが、本当だと勘違いするほどの極悪ぶりだったということです。
飲食店やデパートでの入店拒否や「日本で一番殺したい人間」とまで言われた。
本人が「本当に殺されるかと思った」と言うほど、当時の嫌われぶりは凄まじかったようですね。
1980年代
どこでもタバコが吸えたり、男尊女卑が激しかった時代。
あんな血まみれの試合を…普通にゴールデンで放送していたわけですからね。
ダンプたちが食事しながら観ていた「矢追純一のUFO特番」っぽいテレビ番組が懐かしかったです。
ヒールを演じているダンプを“本当の悪者”として、実家に嫌がらせをしたりダンプの新車を傷つけたり…
あの頃の若者たちは“過激”ですよね…そういう意味では今よりエネルギッシュなのかもしれません。
ダンプもまともな私生活が送れなかったんじゃないでしょうか。
女子プロレスを観にくるファンは、ほとんどが女性だしなかなか凄い時代ですよね。
やり過ぎだよね…
普通に犯罪だろ…
松本里子
ダンプ松本の母親である里子ですが、夫の五郎と別れないんですよね。
ダンプも別れろって何度も言っているし、観ているこっちもそう思うのに。
「ダメ男と別れない女」っていますよね…自分の近くにも過去にそんな女の子がいました。
「私が側にいないとあの人ダメなの…」とでも思っているんでしょうか。
とても優しいお母さんで…ダンプの試合を観戦しに行った際は、いつも凶器で傷つけられた相手に謝罪に行っていたそうです。笑
演出だと分かっていても抵抗があったみたいですが、あれだけ血が流れればね…その気持ちもわかります。
父親も病気をしてから人が変わり、大人しくなって良かったです。
長与千種
先に人気が出たライオネス飛鳥とは違い、長与千種はダンプと同じく落ちこぼれでした。
引退するつもりだったが「どうせ辞めるならやりたいことやって辞めよう」という考えが、ライオネス飛鳥と意気投合して「クラッシュ・ギャルズ」が結成された。
苦労した学生時代やプロレス新人時代、それでも彼女のレスラーとしての力量は相当だったみたいです。
凶器はあり得ないという飛鳥とは対照的に、千種は凶器攻撃もプロレスの一部だという考えでした。
ブック(筋書き)やエンターテインメント性を受け入れていた感じです。
全てを含めてプロレスが好きなんじゃないでしょうか。
ライオネス飛鳥
体調不良や怪我に悩まされたライオネス飛鳥は、タイトルを取るのも引退も早かったです。
彼女の印象は、とにかく「正統派のプロレスがしたい」ということ。
凶器攻撃なんてあり得ないし、そんなものはプロレスじゃない!
“正々堂々と真っ向勝負がしたい”というのが伝わってきました。
アイドルみたいな活動もそこまで乗り気じゃないし、純粋にプロレスをしていたい。
ブックも嫌いだし、あの頃の女子プロレスを変えたかったのかもしれませんね。
すごく真面目な性格なんだと思います。
髪切りマッチ
「凶器は絶対に使用禁止です」と前々から宣言されていたマッチ。
しかし、このドラマを観ている視聴者も当時のファンも、絶対にダンプは凶器を使うと分かっていたでしょう。笑
というか、「会社が用意してダンプに使わせた」と言っても過言ではない。
会社は盛り上がればいいし、選手が流血しようが視聴率が取れればいい。
だから、凶器はダメだと言っても誰も止めないし直ぐに無効試合にもならないのだろう。
選手たちは完全に商品であり、お金を稼ぐための道具のような扱いです。
凶器で見境なく攻撃して「勝ち〜」なんて、ハッキリ言って無茶苦茶ですよね。笑
そんな“無茶苦茶”もまかり通った時代ということです。
キャストたち
ダンプ松本を演じた“ゆりやんレトリィバァ”、長与千種を演じた“唐田えりか”、ライオネス飛鳥を演じた“剛力彩芽”。
ゆりやんは40kg増量、唐田と剛力は10kgの増量をして撮影に挑んだようです。
ゆりやんは、「ダンプ松本そのもの」で役になりきっていました。
唐田も剛力も非常に頑張ったと思いますが、プロレスラーを演じるには“もうひと回り”大きかった方が良かったと思います。
彼女たちの立ち回りを観て「ちょっと迫力に欠ける」と感じてしまいました。
とはいえ、本物の“長与千種”から指導を受けてかなりの練習をしたんだと思います。
引退試合
第5話の最後に描かれる「ダンプ松本の引退試合」は少し感動しました。
凶器攻撃でノーコンテストになった後に、長与千種とタッグを組み共に“正々堂々”とプロレスで戦いました。
実際のダンプ松本の引退試合では、試合後の最後のマイクパフォーマンスで…
「クラッシュ・ギャルズのファンの皆さん、今までチーちゃん(千種)やトンちゃん(飛鳥)のことをいじめてすいませんでした」
と、号泣しながら謝罪をしました。
「ダンプ松本」から「松本香」に戻った瞬間ですね。
ドラマでもここまで描けば良かったのに…。
ダンプにぶっ飛ばされる斎藤工(松永俊国)の倒れ方が笑えました。
松永兄弟
全日本女子プロレスを創業した松永高司は、「女子プロレスの父」と言われていました。
全日は松永家による同族経営で、役員の他に親族にレスラーもけっこういました。
彼らにとってプロレスは“ビジネス”でレスラーは“商品”です。
ドラマを見る限り、彼らが重視しているのは「視聴率」であり「お金」でした。
そのためなら、自分たちのレスラーが怪我しようが流血しようが関係ありません。
結果的に3人とも、会社の経営方針やレスラーの扱いが嫌になって辞めています。
彼女たちは「リスクを負ってプロレスをする価値がない」と判断したのではないでしょうか。
最終的に全女は、1997年に経営不振で事実上“倒産”しました。
経営難の原因は、松永家の浪費、株の投資の失敗、飲食店経営、土地転がしなどです。
評価
Rotten Tomatoesでは、トマトメーター(批評家) % オーディエンススコア(観客) %
metacriticでは、メタスコア(批評家) /100 ユーザースコア(観客) /10
IMDbでは、IMDbレーティング8.0/10 ユーザー評価7.0/10
2024年9月22日現在では、まだIMDbでしか評価は出ていません。
また評価が表示されたら書き込みたいと思います。
日本のレビューサイトFilmarksでは、高評価がほとんどでした。
まとめ
2024年9月19日より配信されたNETFLIX シリーズ「極悪女王」
日本で最も有名な女子悪役レスラー「ダンプ松本」の知られざる半生を描いた作品です。
1980年代の女子プロレスブーム、アイドル的な人気を誇った「クラッシュ・ギャルズ」と凶器を振り回す「極悪同盟」の抗争は、話題を呼び高視聴率を叩き出しました。
自分のプロレスラーとしての道に迷い、世間から激しいバッシングに遭いながらも“ヒール”を貫いたダンプ松本。
その凄まじい“プロ根性”には感服しました。
ダンプ松本になりきり演じきった“ゆりやんレトリィバァ”や、他のキャストも頑張ったと思います。
全5話で完結しますので、ぜひ視聴してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます
ノー!ノーウェポン!