アニメ「怪獣8号」の第2期が、2025年7月19日よりスタートしました。
原作も読んでいてアニメ第1期を観た私には、これを観ないという選択肢はありません。
先日ついに物語が完結した「怪獣8号」ですが、第1期が終了してからずっと楽しみに待っていました。
第1期の最終話は、日比野カフカが“怪獣8号”だとバレてしまい…日本防衛隊においてのその処遇がどうなるかというところで終わりました。
第2期ではついに、“鳴海 玄”率いる第1部隊も登場し“市川レノ”も覚醒していきます。
アニメーションではどう描かれるのか?が非常に楽しみなところです。
それと…8月31日に「怪獣8号 THE GAME」というスマホゲームもリリースされたので、それについても後で書きたいと思います。

アニメ「怪獣8号」第2期
怪獣8号公式Xより
2025年7月19日から第2期が放送開始され、第1期と同じく全12話で構成されている。
第2期は、原作5巻の第39話の途中から描かれます。

圧倒的な実力を示せ!



鳴海玄いいよねー!
登場人物(シーズン2)と声優
名前 | 説明 | 声優 |
---|---|---|
鳴海 玄(なるみ げん) | 日本防衛隊・第1部隊隊長で、日本最強の対怪獣戦力と称されている 私生活はだらしなくオタクで、趣味はゲームやプラモデル 銃剣型の専用武器“GS-3305”を扱い、近接戦闘能力も高い 怪獣1号の識別怪獣兵器“Rt(レティーナ)-0001”を目に移植し、相手の行動を先読みできる | 内山昂輝 |
長谷川 エイジ(はせがわ エイジ) | 第1部隊副隊長で、スキンヘッドに210cmの長身 鳴海に変わって第1部隊の隊長業務の大半をこなし、だらしのない鳴海をいつも嗜める | 安元洋貴 |
東雲 りん(しののめ りん) | 第1部隊の小隊長を務める女性隊員で、戦闘ではガトリングガンを扱う | 花澤香菜 |
立花 コウタ | 第1部隊の小隊長を務める隊員で、ショットガンを得意武器とし狂犬のように戦線に立つ | 中村源太 |
五十嵐 ジュラ(いがらし ジュラ) | 第2部隊隊長の女性で、歯に矯正用ワイヤーをし性格は短気 | 甲斐田裕子 |
四ノ宮 ヒカリ(しのみや ヒカリ) | 功の妻でありキコルの母親で、“ワルキューレ”と称された元第2部隊隊長 怪獣6号が引き起こした群発災害で命を落とした | 三石琴乃 |
四ノ宮 功(しのみや いさお) | 日本防衛隊長官でありキコルの父親で、超完璧主義者の男 識別怪獣兵器2号の適合者で、2号ベースのスーツとアームを装備する | 玄田哲章 |
緒方 ジュウゴ(おがた ジュウゴ) | 第4部隊隊長で酒好き、四ノ宮ヒカリとは同期でライバルだった 感情の変化によって解放戦力が上下する“フラッシュアダプター”(瞬間適合者)の体質を持つ | 咲野俊介 |
霧森 トーコ | 第4部隊副隊長で、緒方の傍で作戦の指揮をする | M・A・O |
伊丹 啓司(いたみ けいじ) | 日本防衛隊副長官で冷静沈着な性格な男、功も頼りにする存在 | 菅生隆之 |
乃木坂 十蔵(のぎざか じゅうぞう) | 功の部下で左目に眼帯をしている隊員で、怪獣8号の運用には反対していた | 田中美央 |
来栖 アキラ(くるす アキラ) | 功が使用する怪獣2号ベースのスーツとアームの管制を担当している | 鈴木崚汰 |
エピソード(シーズン2)
話数 | サブタイトル | 放送日 |
---|---|---|
番外編 | 保科の休日 | 2025年7月5日 |
第13話 | 怪獣兵器 | 7月19日 |
第14話 | 次世代の試練 | 7月26日 |
第15話 | 最強の部隊 | 8月2日 |
第16話 | 四ノ宮功という男 | 8月9日 |
第17話 | 強くなりたい | 8月16日 |
第18話 | 適合者 | 8月23日 |
第19話 | 壁 | 8月30日 |
第20話 | 宿命 | 9月6日 |
第21話 | 予兆 | 9月13日 |
第22話 | ||
第23話 | ||
第24話 |
オープニングとエンディング
第2期のオープニングテーマは、AURORAの「You Can’t Run From Yourself」です。
個人的には第1期のOPの方が好きでした…。
今回も前回と同じくフルCGの映像となっています。
エンディングテーマは、OneRepublicの「Beautiful Colors」です。
前回もOneRepublicだったので、2期連続の採用ですね。


感想
“怪獣8号”であることがバレた日比野カフカは、防衛隊員として生き残るには…その有用性を示さなければならなくなった。
どんどん学習し覚醒して強くなる“怪獣9号”に対抗するには、防衛隊員全体の底上げと個人の「能力覚醒」が必須となったわけです。
第1期から更に新たなキャラクターが登場し、物語はまた一段と面白くなってきました。
特に、第1部隊隊長の“鳴海玄”はとても面白いキャラクターです。
彼と怪獣8号の共闘や“市川レノ”の覚醒など、第2期の見どころは満載といった感じです。
第2期がどこまで描かれるのか、おそらく…“群発災害”で日本全国に怪獣が大量発生し、防衛隊主力戦力が戦い始めるまででしょうか。
日比野 カフカ
立川基地を救ったことと引き換えに、怪獣8号だということが防衛隊にバレてしまった日比野カフカ。
四ノ宮功と拳を交え、なんとか防衛隊に留まることが出来た…というのが第1期までの話。
“鳴海玄”率いる第1部隊に配属され、四ノ宮キコルと共に実力を示さなければならない。
武器のない怪獣8号は肉弾戦のみなので、カフカは保科副隊長から格闘術を習う。
カフカは熱い男ですから、けっこう努力するんですよね。
8号がいくら強くても、操るカフカが強くなければ意味がない。
カフカは、8号の能力を活かすために自らを鍛えるということです。
8号に変身しなければほぼ戦力にならないカフカですが、「亜白ミナの隣で戦う」という目標は持ち続けている。
レベルアップした8号の活躍が楽しみですね。
市川 レノ
“識別怪獣兵器6号”(ナンバーズ6)の適合者になるため、厳しい適合テストを繰り返す市川レノ。
「最も強力で最も危険な兵器」と言われる“ナンバーズ6”、未だ適合者は存在しない…。
8号となったカフカの足手纏いにならないように、とにかく強くなりたいと思い続けている。
入隊時は平凡だったレノの解放戦力は、急成長を遂げその才能を発揮していく。
最初にカフカに救われたのがよっぽど衝撃的だったのか、とにかくカフカを尊敬しているレノ。
カフカの助けが必要ないくらい強くなりたいと…必死で努力します。
レノのような後輩がいたら嬉しいですよね…なんて思っている人は結構いるのかもしれない。
史上初の6号兵器適合者となった彼の活躍は、第3期になりそうです。
亜白 ミナ
基本的には、カフカの前でも上官としての態度は崩さない亜白ミナ。
シーズン1で捕らわれて移送される車内、カフカに「ずっと待ってる」と本音を言ったシーンが良かったです。
ミナはもっとカフカと話したいのかもしれないが、隊長という立場から我慢しているように見える。
キリッとした顔もいいけど、彼女の無邪気な笑顔も見たい…。
たまにある回想シーンで、子供の頃のミナがめっちゃ可愛いんですよね〜。
“カフカ隊副隊長”らしいけど。笑
銃火器の扱いに長けていて、ハンドガンでもかなりの威力を出す。
巨大な砲撃武器で戦うが、あれ持てるだけでも凄いですよね。
“伐虎”が、衝撃吸収のために後ろに回るところがいい。
カフカとミナが共に戦うのは…第3期ですね。
四ノ宮 キコル
第1期では、圧倒的な才能を発揮つつも…カフカに照れる姿が可愛かった四ノ宮キコル。
第2期では、キコルよりもレノや伊春がフィーチャーされます。
キコルは、カフカと一緒に鳴海が率いる第1部隊へ配属される。
鳴海の強さに圧倒されながらも、だらしのない鳴海を手懐けるキコルが面白い。
両親に褒められたくて頑張ってきた彼女ですが、健気というか…少し切なく思ってしまう。
第2期で“四ノ宮功”に悲劇が訪れ、キコルをまた不憫に思い応援したくなる。
悲しみを振り切り、新たな力で活躍する第3期が楽しみです。
鳴海 玄
日本防衛隊の最強戦力である…第1部隊隊長・鳴海玄。
ゲームとプラモが大好きで、ネット通販“Yamazon”で買い物しまくり金欠になる。
部屋は散らかり放題でだらしない男だが、戦闘では圧倒的な実力を見せつける凄い奴。
ミナが言った「怪獣を倒すこと以外とりえのない男だ」という台詞が面白かった。
副隊長の長谷川にいつも怒られる鳴海。
戦闘でのカッコ良さと痛いキャラのギャップがめっちゃいいキャラクター。
個人的にも鳴海は、かなりお気に入りのキャラクターです。
“ナンバーズ1”の「Rt -0001」を使い、相手の行動を先読みして戦うことが出来る。
専用武器の“GS-3305”は巨大な銃剣型で、近接でも遠距離でも戦えてカッコいい。
あの強さで更に覚醒する“鳴海玄”は、第3期で描かれることになるでしょう。
古橋 伊春
カフカやレノたちの同期で、ヤンキーのようなリーゼントヘアが特徴の古橋伊春。
リーゼントはいいとして、なんで歯がギザギザなのか気になる…。
高専では圧倒的No.1だったが、防衛隊ではそうはいかず伸び悩む伊春。
ライバルのレノに差をつけられて焦るが、伊春はレノとの友情パワーで覚醒する。
第1期でも見せてくれた…この2人の友情はいいんですよね。
瞬間的に解放戦力が上昇する“フラッシュアダプター”だった伊春は、いつしか雷属性みたいな攻撃をしている。
第4部隊隊長・緒方ジュウゴが嫉妬するほど、素晴らしいコンビプレーを見せてくれました。
四ノ宮功
日本防衛隊長官であり、かつては“防衛隊最強の男”と称されていた四ノ宮功。
娘にも厳しく多くを語らない男だが、彼には信念があり全てを背負っている。
「日比野カフカの処分を取り消して欲しい」とキコルが頼んだとき、全く聞き入れないような感じだった。
しかし、功は娘の気持ちを汲んでいたし…カフカのことも信じていた。
背中で語るタイプの渋いおじさんですが、第2期では怪獣9号と対峙することとなります。
年齢的な衰えはあったが、非常にカッコいい戦いでした。
娘のキコルや鳴海、亜白、カフカたち…次世代の力に全てを託して…逝く。
功の過去の戦いも観てみたかったですが、それは叶わないのでゲームで我慢します。



四ノ宮長官…



あんた最高だよ…
保科 宗四郎
第1期では、怪獣8号とも対峙している保科宗四郎。
第2期ではカフカに“防衛隊式格闘術”などを教えつつ、自身は怪獣10号との交渉を進める。
10号は、保科に「俺を着て戦え」と自ら識別怪獣兵器になることを希望する。
とにかく戦闘好きな10号は、自分の認めた保科と共に戦いたい。(相手は怪獣でも防衛隊でも誰でもいいらしい)
“ナンバーズ10”のアーマーを着て戦うのは第3期だと思いますが、彼らのやり取りが面白いのでどんな風に描かれるのか楽しみです。
原作の完結
2025年7月18日の配信をもって、第129話で「怪獣8号」は完結しました。
原作者の松本直也の意思によって、約5年間の連載に終止符が打たれました。
正直、ストーリーはまだいくらでも続けられると思います。
新たな怪獣の襲来でもいいし海外で戦ってもいいし、カフカたちの成長もまだまだ描けます。
とはいえ、原作者が“終わりにしたい”というのだから…仕方がないですね。
違う作品が描きたいのかもしれませんし、長く続き過ぎるといろんな弊害が出てくるでしょうし。
キャラクターたちのその後も見たいですけどね…。
とりあえず、最後の“群発災害”の激しい戦いがアニメでどんな風に描かれるのかが楽しみです。


ゲーム「怪獣8号 THE GAME」
怪獣8号公式Xより
2025年8月31日にリリースされた、“アカツキゲームス”開発のスマホゲームアプリ。
オリジナルストーリーを含んだ「ジャイアントキリングRPG」
怪獣8号のゲームがリリースされることはけっこう前から知っていたんですが、PS5やSwitchのゲームだと思っていました。
スマホアプリだと知ってがっかりして、事前登録なんかも興味がなくてしていませんでした。
実際にリリースされてから、ちょっと気になってダウンロードしてみる…。
始めに驚いたのは、グラフィックがめちゃくちゃ綺麗なこと。
スマホアプリでこんなに綺麗なんだ…とビックリ!
次に、キャラクターデザインがアニメよりいいことに驚いた。
みんなシャープな感じでカッコいい!
そして、オリジナルストーリーが面白いという更なる驚き。
“四ノ宮サガン”というキコルの姉が出てくるんですが、彼女を中心としたゲームオリジナルのストーリーが面白いんです。
「怪獣8号」の世界を壊さず、よく考えられたストーリーだと思いました。
どこまでこのストーリーを続けられるのか…更なる展開があるのかは分かりません。
「怪獣8号」はキャラもそんなに多くないし原作も短かったので、ゲームのクオリティや面白さを維持するのは難しいかもしれません。
キャラクターボイスも入ってかなり面白いんですが、今後どれだけユーザーを飽きさせないかは…開発元のアカツキゲームスの手腕にかかっていると思います。
気になる方はぜひプレイしてみてください!


まとめ
2025年7月19日より、アニメ「怪獣8号」の第2期が放送されています。
カフカが“怪獣8号”だということがバレてしまい、防衛隊の本部に移送された後からの話となります。
第2期では、カフカやキコル、レノ、伊春などの成長が主に描かれている。
怪獣9号による新たな“大災害”に備えた「準備期間」といった感じです。
それぞれの想いや成長が描かれる第2期も面白い!
現時点では、アニメは残り3話を残した状態です。
“群発災害”が起こり日本全国に怪獣が現れ、主力がそれぞれ戦い出す原作10巻途中ぐらいまででしょうか。
第2期の残り3話と第3期が楽しみですね。



最後まで読んでいただきありがとうございます



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