プライバシーポリシーって、よくいろんなホームページで見かけますよね。
字が多過ぎてほとんど見ないやつ…
興味ないから読みたくないやつ…
プライバシーポリシーとは何なのか?
ブログに必要なのか!?
面倒だから出来れば書きたくないな〜
結論から言うと、ブログにプライバシーポリシーは必要です。
ユーザーからのコメントやお問い合わせ
アクセス解析や広告の設置をした際に、ユーザーの個人情報を扱うためです。
だから書かなきゃダメだよ
…………
プライバシーポリシーとは
個人情報保護方針のことで
個人情報をどのように扱うか、という方針を示した文章です。
プライバシーポリシーを公表する法令上の義務はないが
個人情報取扱事業者は、個人情報を取り扱うに当たっては、その利用の目的をできる限り特定しなければならない。
個人情報保護法第17条1項より
私も含め、プライバシーポリシーや保険の約款なんかを隅々まで読む人はほとんどいないでしょう。
ほとんどの人が読まないかもしれないけど、とりあえず公表しておいた方がいいということです。
プライバシーポリシーの目的
取得する個人情報の利用目的を、あらかじめユーザーに伝えることです。
つまり、「データ解析なんかのために個人情報を取得するけど、悪用はしないから安心してくださいね。」という感じです。
プライバシーポリシーに記載すべき内容
- 免責事項
- アナリティクス
- 広告配信
- リンク
- コメント・お問い合わせフォーム
- 著作権・肖像権
1. 免責事項
免責事項とは、サービスを提供する企業や個人が、利用したユーザーに生じた損害に対して
一切の責任を負わないことを明記したもの。
要するに、「ブログで紹介されていた商品や貼られた広告の品を買ったけど思ったものと違う」
「言うほど効果がないじゃないか!」なんて言われても、一切責任は負いません
自己責任でお願いしますという感じでしょうか。
2. アナリティクス
Googleアナリティクスを利用する際は、こちらの明記も必要になります
お客様は、Google が個人を特定できる情報として使用または認識できる情報を、ハッシュ化されているかどうかにかかわらず、Google に提供せず、かかる行為を第三者が行うことを支援または許可しないものとします。ただし、お客様に提供されている Google アナリティクス機能のポリシーや規約によって許可され、かかるポリシーや規約が適用される状況において、かかる Google アナリティクス機能のために Google に提供される情報が業界基準を用いてハッシュ化されている場合に限っては、この限りではありません。お客様は適切なプライバシー ポリシーを用意したうえでそれに準拠し、ユーザーから情報を収集するうえで、適用されるすべての法律、ポリシー、規則を遵守するものとします。お客様はプライバシー ポリシーを公開し、Cookie、モバイル デバイスの識別子(例: Android の広告 ID、iOS の広告 ID)、またはデータの収集に使われる類似技術の使用について、そのプライバシー ポリシーで通知する必要があります。また、Google アナリティクスの使用と、Google アナリティクスでデータが収集および処理される仕組みについても開示する必要があります。こうした情報は、「Google のサービスを使用するサイトやアプリから収集した情報の Google による使用」のサイト(www.google.com/policies/privacy/partners/や、Google が随時提供するその他の URL)へのリンクを目立つように表示することで開示できます。
Googleアナリティクス利用規約 7.プライバシーより
- Googleアナリティクスを利用していること
- Cookieを使用していること
- データ収集される仕組み
この3点を記載しておけば問題ないでしょう。
3. 広告配信
GoogleアドセンスやAmazonアソシエイトなど、広告配信をしている場合。
Googleアドセンス
サイトのプライバシーポリシーについて
プライバシー ポリシーには次の情報を記載する必要があります。
- Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。
- Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
- ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。
第三者配信による広告掲載を無効にしていない場合、広告の配信時に第三者配信事業者や広告ネットワークの Cookie が使用される可能性があります。その点についても、次の方法でサイトのプライバシー ポリシーに明示してください。
Google AdSenseヘルプより
- 第三者配信事業者や広告ネットワークの配信する広告がサイトに掲載されることを明記します。
- 対象となる第三者配信事業者や広告ネットワークの適切なウェブサイトへのリンクを掲載します。
- これらのウェブサイトにアクセスすれば、パーソナライズド広告の掲載で使用される Cookie を無効にできることをユーザーに明示します(配信事業者や広告ネットワークがこの機能を提供している場合)。または、www.aboutads.info にアクセスすれば、第三者配信事業者がパーソナライズド広告の掲載で使用する Cookie を無効にできることを知らせます。
- Cookieを使用して広告を表示していること。
- ユーザー自身がCookieを無効にできること。
アドセンスではこちらの2点。
Amazonアソシエイト
乙がアソシエイトであることの表示
乙は、乙のサイト上または甲が乙によるプログラム・コンテンツの表示またはその他の使用を許可したその他の場所のどこかに、「Amazonのアソシエイトとして、[乙の名称を挿入]は適格販売により収入を得ています。」または本規約に基づき事前に許可された内容と実質的に同じ文言を目立つように明示しなければなりません。このような公表および適用法により求められる場合を除き、乙は、事前に文書により許可された場合以外に、本規約またはアソシエイト・プログラムへの乙の参加に関して公式な文書を表示しないものとします。乙は、本規約において明確に認められた場合を除き、甲との関係について不実の表明や誇張(甲が乙を支援、後援または支持しているという表明または暗示を含みます。)をせず、甲と乙またはその他のいかなる個人もしくは事業体との間の関係を表明したり暗示したりしないものとします。
Amazonアソシエイト・プログラム運営規約 5.より
- 当サイトはAmazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。
Amazonアソシエイトは、こう記載しておけばいいでしょう。
4. リンク
読者がSNSなどで自由に記事をシェアできるように、当サイトはリンクフリーだと記載しておきましょう。
同時に、画像ファイルへの直リンクは禁止するように記載します。
Webサイトにある画像のアドレスをコピーして、別のサイトに貼り付けること
直接URLを指定しているため、その画像を掲載しているサイトのサーバーに負荷がかかります
5. コメント・お問い合わせフォーム
お問い合わせやコメントを残す際に、IPアドレスを収集していること。
スパムや荒らしの対応以外に記録されたIPアドレスは使用しないこと。
全てのコメントは管理人が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となること。
いろいろと記載しないといけないんだね
トラブルを避けるためにね
6. 著作権・肖像権
ブログ内の文章や画像、動画、音声などの無断利用を禁止すること
もしも著作権や肖像権を侵害している場合は、迅速に対応すること
この2点を記載しておきましょう。
プライバシーポリシーガイド
WordPressのプライバシーポリシーガイドについて説明します。
固定ページをクリックすると、ディフォルトでプライバシーポリシーページがあります。
これをクリックすると…
このような画面が出てきます。
左上のプライバシーポリシーガイドを表示します。をクリック。
プライバシーポリシーガイドを開きます。
ここを読めば、各セクションでどんな記述をすべきかがわかります。
う〜ん…字も多いし…初心者にはわかりにくいかも!?
なるほど…確かに!
プライバシーポリシーの雛形
プライバシーポリシーのテンプレート(雛形)を置いておきます。
免責事項
当サイトのコンテンツ・情報について、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
当サイトからリンクやバナーなどによって他のサイトに移動した場合、移動先サイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。
当サイトで掲載している料金表記について、予告なく変更されることがあります。
著作権・肖像権
当サイトで掲載しているすべてのコンテンツ(文章、画像、動画、音声、ファイル等)の著作権・肖像権等は当サイト所有者または各権利所有者が保有し、許可なく無断利用(転載、複製、譲渡、二次利用等)することを禁止します。また、コンテンツの内容を変形・変更・加筆修正することも一切認めておりません。
各権利所有者におかれましては、万一掲載内容に問題がございましたら、ご本人様よりお問い合わせフォームにお問い合わせください。迅速に対応いたします。
アナリティクス
当サイトでは、サイトの分析と改善のためにGoogleが提供している「Google アナリティクス」を利用しています。
このサービスは、トラフィックデータの収集のためにCookie(クッキー)を使用しています。トラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
広告配信
当サイトは、第三者配信の広告サービス「Google アドセンス,A8.net」を利用しています。
広告配信事業者は、利用者の興味に応じた広告を表示するためにCookie(クッキー)を使用することがあります。これによって利用者のブラウザを識別できるようになりますが、個人を特定するものではありません。
Cookie(クッキー)を無効にする方法や「Google アドセンス」に関する詳細は、https://policies.google.com/technologies/ads?gl=jp をご覧ください。
また、当サイトはAmazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。
リンクについて
当サイトは原則リンクフリーです。リンクを行う場合の許可や連絡は不要です。引用する際は、引用元の明記と該当ページへのリンクをお願いします。
ただし、画像ファイルへの直リンク、インラインフレームを使用したHTMLページ内で表示する形でのリンクはご遠慮ください。
コメント・お問い合わせフォームについて
訪問者がこのサイトにお問い合わせやコメントを残す際、各フォームに表示されているデータ、そしてスパム検出に役立てるための IP アドレスとブラウザーユーザーエージェント文字列を収集します。
スパムや荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。
プライバシーポリシーページの作成手順
ここからは、WordPressでのプライバシーポリシーページの作成手順を解説します。
固定ページの作成
固定ページの新規固定ページを追加をクリック。
トップにプライバシーポリシーと記載して、各項目を埋めていきます。
全て自分で考えてタイプするのはさすがに大変なので、テンプレートをコピペして自分のサイトに合った内容に変更しましょう
右のサイドバーにあるURLのところをクリックします。
パーマリンクの設定
パーマリンクの枠に、privacy-policyと入力します。
すると、あなたのドメインの後にprivacy-policyと表記されます。
メニューの作成
外観からメニューをクリック。
メニュー名にフッターメニューと入力。
メニューの位置でFooter Navigationにチェック。
(ここはテーマによっては、カタカナでフッターメニュー)
メニューを作成をクリック。
左のメニュー項目を追加で、プライバシーポリシーにチェックを入れメニューに追加をクリック。
右のメニュー構造の一番下のメニューを保存をクリック。
フッターのメニューを確認
左上のサイトのタイトル からサイトを表示をクリック。
サイトのトップ画面が表示されます。
下にスクロールすると…
フッターにプライバシーポリシーが表示されています。
これでプライバシーポリシーページの設定は完了です。
お疲れ様でした
ひゃ〜疲れた〜
まとめ
プライバシーポリシー(個人情報保護方針)は、個人情報をどのように扱うかを示した文章です。
個人情報を扱うサイトでは、ユーザーに対してその利用目的をあらかじめ伝えなければいけません。
プライバシーポリシーページの作成は非常に重要であり、ブログを開設したらまず初めに取り掛かるべき作業だと思います。
ブログ初心者が最初にぶつかる壁かもしれません。
私もマジでこれ作るのか〜と頭を抱えました。
しかし、テンプレを上手く活用すればそれほど大変な作業ではありません。
知らない言葉が多いと疲れますが、負けずに頑張ってください!
がんばれー!
今回は各セクションでのポイントを説明しましたが、付け足したい項目や文章があるようでしたら
私のプライバシーポリシーを参考にしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました