2025年1月17日よりNETFLIXで公開されている映画「バック・イン・アクション」
“キャメロン・ディアス”10年ぶりの女優復帰作品らしいです。
私は別に彼女のファンでもなく、作品を追っているわけでもありません。
「そう言えば、しばらく見ていないな〜」ぐらいの感じでしたが、とりあえず観てみることにしました。
映画「マスク」でのデビューが印象的だったね
可愛かったよねー
NETFLIX 映画「バック・イン・アクション」
NETFLIX JAPAN公式Xより
バック・イン・アクション(原題:Back in Action)は、2025年公開のアメリカのアクション・コメディ映画。
タイトルの“Back in Action”は、「現役復帰」や「活動再開」という意味がある。
10年ぶりに女優業へと復帰した“キャメロン・ディアス”とかけているのでしょうか。
STORY
元CIAのスパイである“エミリー”と“マット”は、15年前の任務を最後に引退し家庭を築いて平和に暮らしていた。しかし、とあることで現在の居場所がバレてしまったことをきっかけに、エミリーとマットは2人の子供を巻き込み再びスパイの世界へと引き戻されるのであった。
監督:セス・ゴードン
視聴時間:114分
予告は面白そうだね
予告は…というと
主演
キャメロン・ディアス
キャメロン・ミシェル・ディアスは、カリフォルニア州サンディエゴ出身のアメリカの女優、作家、プロデューサー、モデル。
17歳でモデルとしてデビューし、日本にも2ヶ月ほど滞在したこともある。
1994年、21歳の時に映画「マスク」で映画デビューし、1998年の「メリーに首ったけ」が大ヒットしゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされた。
2000年に「チャーリーズ・エンジェル」に主演し、大ヒットした映画は人気シリーズとなった。
2001年「バニラ・スカイ」、2002年「ギャング・オブ・ニューヨーク」、2010年「ナイト&デイ」、2014年「ANNIE/アニー」
2025年1月、映画「バック・イン・アクション」で10年ぶりに女優に復帰した。
キャメロン・ディアス…もはや懐かしいと言われるぐらい見ていませんでした。
彼女も今年で52歳となっていて、時の早さを感じます…。
“若くて可愛い”といったイメージをずっと持ている人も多いのではないでしょうか。
ジェイミー・フォックス
ジェイミー・フォックスは、テキサス州出身のアメリカの俳優、シンガーソングライター、コメディアン、テレビ司会者、レコードプロデューサー。
高校時代はアメリカンフットボールのクォーターバックとして活躍し、大学では音楽を専攻したが卒業後はコメディアンの道へ進んだ。
1996年から2001年までテレビ番組「ザ・ジェイミー・フォックス・ショー」に出演し人気者となる。
2004年に“トム・クルーズ”主演の「コラテラル」に出演し、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。
同年の「Ray/レイ」で“レイ・チャールズ”を演じ、アカデミー賞、BAFTA、映画俳優組合賞、ゴールデングローブ賞などで主演男優賞を受賞した。
2006年「マイアミ・バイス」、2009年「路上のソリスト」、2012年「ジャンゴ 繋がれざる者」、2014年「アメイジング・スパイダーマン2」、2021年「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」
ジェイミー・フォックスはこれまでいろんな映画で観たことがありますが、これといった明確な作品がありませんでした。
「コラテラル」や「アメイジング・スパイダーマン2」に出ていたのも忘れているくらいです。
「Ray/レイ」は、いずれ観てみたいと思っています。
キャスト
役者名 | 役名 | 説明 |
---|---|---|
キャメロン・ディアス | エミリー | 元CIAのエージェント |
ジェイミー・フォックス | マット | 元CIAのエージェント |
マッケナ・ロバーツ | アリス | マットとエミリーの14歳の娘 |
ライラン・ジャクソン | レオ | マットとエミリーの息子 |
グレン・クローズ | ジニー | エミリーの母で、元MI6の伝説的なエージェント |
ジェイミー・デメトリウ | ナイジェル | ジニーの恋人 |
カイル・チャンドラー | チャック | CIA在籍時のマットとエミリーの上司 |
アンドリュー・スコット | バロン | MI6のエージェントで、エミリーの元恋人 |
フォラ・エバンス・アキングボラ | ウェンディ | MI6のエージェントで、バロンの部下 |
ロバート・ベスタ | バルサザール | 武器商人 |
感想
さて、この映画の感想ですが…正直そんなに面白くはなかったです。
それなりのアクションや笑いはあったものの、何か物足りなさが残ります…。
冒頭のアクションもCG感がけっこう出ているし、ドキドキハラハラする場面も特にありません。
コメディ要素を含んだ緩いアクション映画…といった感じでした。
エミリー
元CIAの凄腕エージェントというエミリーは、引退しても尚キレッキレです。
キャメロン・ディアスを久々に見たわけですが、特に冒頭はメイクも濃くておかしな感じでした。
なんと表現していいか難しいんですが、何かおかしくなってる…というのが第一印象。
日本でも海外でも、若さを無理やり保とうとして顔がおかしくなる女優や歌手がいます。
それに近いと言うか…口もデカいのでより奇妙に見えてしまいました。笑
後半は見慣れてきたのと化粧も薄くなったので、冒頭よりは違和感はなくなりましたかね。
50過ぎにしては動きが良かったので、かなり頑張ったのではないでしょうか。
10年ぶりということで、気合を入れて撮影に臨んだ可能性もあります。
若く可愛かった彼女が今後も女優を続けるのなら、ビジュアルより演技力が求められるはずです。
元々コメディの方がウケが良かったので、今後もコメディ作品が中心になるかもしれません。
マット
エミリーの同僚であり、恋人から夫となったマット。
恋人時代から夫になっても、それらしいスキンシップなどは一切ありません。
不自然というか…あえてそういうシーンは省いたのでしょうか。
まあ、どうでもいいと言えばどうでもいいんですが。
マットは、全体的にパッとしない印象です。
“凄腕のCIAエージェントと結婚した一般の男性”、という設定の方が良かったような気もします。
キャメロン・ディアスの復帰作にバーターとして呼ばれ、中途半端な役で作品は酷評を受けてしまった。
そんな印象すら受けてしまう役所でした。
アクション
全体的に乗り物のアクションが多いです。
冒頭の飛行機のシーンでは、CG感がだいぶ出てしまっていました。
そのため、その後のアクションに不安を感じてしまった。
終盤のバイクのシーンでは、ヘルメットをしっかり被っていたのが笑えました。
“トム・クルーズ”なら絶対に被らないヘルメット、「コンプラ」なのか「狙い」なのかどちらなのでしょうか。
ボートのアクションもありきたりというか…全てのアクションがどこかで観たことのあるものでした。
新鮮でも斬新でもないアクションだったので、面白さに欠けてしまったのかもしれません。
ナイジェル
この映画の中で、コメディ要素を最も担ったのがナイジェルです。
とはいえ、この手のキャラもありきたりと言うか…よく観るパターンです。
ジニーと恋人になったきっかけなど、過去の回想を入れても良かったのではないでしょうか。
クスッとはしましたが、彼もまた中途半端な役柄だった気がしました。
評価
Rotten Tomatoesでは、トマトメーター(批評家)28% ポップコーンメーター(観客)58%
metacriticでは、メタスコア(批評家)46/100 ユーザースコア(観客)4.8/10
IMDbでは、IMDbレーティング5.9/10 ユーザー評価 6.1/10
なかなかの低スコアとなっています。
やはりありきたりのアクションとストーリーが、低評価に繋がったのではないでしょうか。
キャメロン・ディアスは、10年ぶりの復帰作で手痛い結果となってしまいました。
ジェイミー・フォックスは、彼女の巻き添えを食らったといった感じです。
まとめ
NETFLIXで、2025年1月17日より映画「バック・イン・アクション」が配信されています。
キャメロン・ディアスの10年ぶりの女優復帰作品で、共演はジェイミー・フォックスのアクション・コメディ。
正直な感想は「たいして面白くない映画」です…映画館なら金返せ案件です!
キャメロン・ディアスのファン以外の人は、あえて観る必要もなく暇な時に片手間に観ればいい映画…といった感じ。
クスッと笑えるシーンはあるんですが、全てがありきたりでドキドキハラハラもありません。
そんな映画ですが、“久しぶりにキャメロン・ディアスが見たい”という方は観てみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます
キャメロン・ディアスも年とった