U-NEXTで「アンジェントルメン」が見放題となっていました。
そんなに気にしていなかった映画で、ポスターを見て「インド映画」かと思っていました。笑
インド映画臭がぷんぷんするポスターなんですよね〜。
詳細を見てみると、アメリカ映画で監督は“ガイ・リッチー”でした。
「ジェントルメン」のガイ・リッチーが「アンジェントルメン」も製作していたとは…。
“実話ベース”ということで、さらに興味が湧いたので観てみることにしました。
チャミンインド産じゃなかった…



勘違いしてたぜ


映画「アンジェントルメン」
Xより
アンジェントルメン(原題:The Ministry of Ungentlemanly Warfare)は、2024年(日本は2025年)公開のアメリカのアクション・スパイ映画。
2016年に機密解除されたチャーチル元英首相の資料に基づき、第二次世界大戦下の英国特殊作戦執行部(SOE)の極秘作戦を描いている。
主人公の“ガス・マーチ=フィリップス”は、映画「007」の“ジェームズ・ボンド”のモデルとなった人物とされている。
STORY
第二次世界大戦中の1941年後半、イギリスは“ナチス・ドイツ”のヨーロッパ侵攻により窮地に立たされていた。“コリン・ガビンズ”准将に呼び出された“ガス・マーチ=フィリップス”少佐は、彼の信頼する仲間たちと共に「オペレーション・ポストマスター」という秘密破壊工作作戦の遂行を命じられた。多勢に無勢という状況の中で、事態は予想外な方向へと向かっていく…。
監督:ガイ・リッチー
上映時間:122分



非紳士的に…



英国だけにあえてね…
監督
ガイ・リッチー
本名:ガイ・スチュアート・リッチーは、イギリスの映画監督、脚本家。
子供の頃から映画監督を目指し、映画学校には行かず映画スタジオの雑用係として働いた。
やがてコマーシャルやミュージックビデオを手がけるようになり、1995年に初めて短編映画「The Hard Case」を制作した。
続いて監督した「Lock,Stock and Two Smoking Barrels」がヒットし注目を浴び、2000年の「スナッチ」でも称賛された。
2009年に“ロバート・ダウニーJr.”と“ジュード・ロウ”を主演に製作された「シャーロック・ホームズ」が公開され、ガイ・リッチー最大のヒット作となる。
2011年には続編の「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」が公開された。
2021年には“ジェイソン・ステイサム”主演の「キャッシュトラック」で監督・脚本を務めた。
同年に「ジェントルメン」、2024年「コヴェナント/約束の救出」
プライベートでは、2000年に歌手の“マドンナ”と結婚し息子を授かったが2008年に離婚した。
2011年にモデルの“ジャッキー・アシュリー”との間に息子が生まれ、2012年に婚約し同年に娘も生まれた。
キャスト
| 役名 | 役者名 | 説明 |
|---|---|---|
| ガス・マーチ=フィリップス | ヘンリー・カヴィル | ガビンズ准将に呼ばれ、特殊作戦執行部(SOE)として作戦に参加 「オペレーション・ポストマスター」を実行するリーダーとなる |
| ジェフリー・アップルヤード | アレックス・ペティファー | ガスのチームメンバーで、“計画の達人”でありチームの頭脳 |
| アンダース・ラッセン | アラン・リッチソン | ガスのチームメンバーで、デンマーク陸軍将校で弓の達人でもある怪力男 |
| ヘンリー・ヘイズ | ヒーロー・ファインズ・ティフィン | ガスのチームメンバーで、ナチスを憎み策略家でもある一流航海士 |
| フレディ・アルバレス | ヘンリー・ゴールディング | ガスのチームメンバーで、潜水工作員で爆破のスペシャリスト |
| マージョリー・スチュワート | エイザ・ゴンザレス | SOEのエージェントで、歌手であり女優でもある敏腕スパイで射撃のプロ |
| リカルド・ヘロン | バブス・オルサンモクン | SOEのエージェントで、カジノ経営や不正輸出をしている |
| コリン・ガビンズ(M) | ケイリー・エルウェス | イギリス軍の准将で、チャーチルの命令で秘密破壊工作の責任者となる |
| イアン・フレミング | フレディ・フォックス | 元海軍情報部で、ガビンズの部下の男 |
| ウィンストン・チャーチル | ロリー・キニア | イギリスの首相で、ガビンズに秘密破壊工作を命じる |
| ハインリヒ・ルアー | ティル・シュヴァイガー | 西アフリカの小島“フェルナンド・ポー”にいるナチスの指揮官 |
| カンビリ・カル | ダニー・サパーニ | キャンプ・ビリー(KB)と呼ばれるフェルナンド・ポーのプリンス |
相関図
映画「アンジェントルメン」オフィシャルサイトより


感想
この作品は、けっこう面白かったです!
ガイ・リッチーらしい作品…だと思いました。
「アンジェントルメン」というタイトルですが、戦争に「紳士的」も何もありません。
“実話ベース”ということですが、ナチスにもイギリス軍にも見つかってはいけないというところが凄い。
この少数での難解ミッションが、結果的にイギリスを救ったという事実に驚愕する。
この作品のように、歴史に埋もれてしまった出来事を映画化するのはいいですよね。
最後の演出も読めてはいましたが、思わずニヤリとしてしまう憎い演出でした。
ガス
SOEに呼び出され、“ポストマスター作戦”のリーダーとなったガス。
仲間を信頼し、自身は常に冷静な判断ができるリーダーに相応しい男。
ボサボサの髪に、口の周りも顎も髭だらけ。
ポスターで「インド映画」だと錯覚したのは、彼のそんな風貌のせいだった。
ところが、実はあの「007」のモデルとなった実在した男だった。
大胆不敵で上の命令を聞かない…故に彼はリーダーに選ばれた。
こういう曲者たちが集まったチームでは、リーダーの決断力が重要なんでしょうね。
かっこいいリーダーでした。
アップル
ガスが「彼なしでは実行できない」と、絶大な信頼をおくアップル。
計画の達人でありチームの“頭脳”である彼は、チェスのグランドマスターで外科医でもある。
彼もまた、実在した人物である。
こういった難解な秘密作戦には、彼のような“策士”が必要不可欠なのでしょう。
この世の中で長年に渡り我々を騙しているのは、何人もの彼のような「計画の達人」なのかもしれない…。
ラッセン
デンマーク陸軍の将校で、別名“デンマークの怪力男”ことラッセン。
ナイフと弓矢の名手である彼も、実在した人物である。
百発百中の弓矢とその威力が凄かった。
近接戦闘でも恐ろしく強く、撃たれても倒れそうにない肉体。
兄をナチスに殺され、ナチスを恨んでいる。
こういうパワーファイターがチームにいると心強いですよね。
ちょっと残酷過ぎましたけどね…。
フレディ
潜水工作員で、爆破のスペシャリストであるフレディ。
趣味が破壊活動というヤバい奴。
敵の船を無効化するには、爆破はかなり有効な手段である。
こんなイカれた奴でも、チームにとっては頼れる存在。
リーダーの命令にも従順だし、けっこういい奴なのかもしれない。
フレディは、映画オリジナルの人物なのかな。
ヘイジー
物静かな男だが、策略家である一流航海士のヘイジー。
兄をUボートの魚雷により失い、ナチスを心底憎んでいる。
彼もまた、実在した人物のようだ。
海での戦闘において、航海士は必要不可欠。
「ワンピース」のナミのように、天候や潮の流れを読み船を導く存在。
ガスも海の上では、彼に全てを任しているのだろう。
マージョリー
女優であり歌手であり、凄腕女スパイのマージョリー。
ユダヤの血を引く彼女は、実在した人物で射撃の腕も超一流。
女スパイといえば“ハニートラップ”である。
美しくセクシーな彼女に誘惑されれば…落ちない自信がない。
日本の政治家も、中国でハニートラップにかかって言いなりだ。
何とも情けない…バカな政治家どもは、弱みを握られ簡単に売国奴となる。
マージョリーが歌うシーンが良かった。
リカルド
隠密行動と秘密通信を得意とする、SOEエージェントのリカルド。
カジノ経営や違法輸出をしながら、ナチスの高官を相手にビジネスをしている。
“モールス信号”って、なんかめちゃくちゃ難しそう。
裏ビジネスをしながらナチスの高官の相手をする彼は、きっとかなり頭の切れる男なのだろう。
この男こそ、非常にスパイっぽい人物でした。
“非公式”の特殊部隊
第二次世界大戦の中、こういう非公式の特殊部隊が暗躍していたとは…。
何だかワクワクしてしまいますね。
映画の中ならいくらでも作れますが、実際に存在していたから驚きです。
他の国や他の戦争でも、こういう特殊部隊が存在していたのかもしれません。
成功した事例より、失敗した事例の方が多かったのかもしれない。
自国の軍にも敵にも見つかったら終わり、…ってのが緊張感を倍増させましたね。
それがこのミッションの難解なところであり、非公式である定めである。
スパイ
スパイというと、「007」や「ミッション・インポッシブル」が頭に浮かんできます。
一般人には非現実的で、小説や映画の中だけの話のように感じてしまう。
日本では1940年(昭和15年)頃から、大日本帝国陸軍が「陸軍中野学校」という諜報機関を持っていました。
要するに、“スパイ養成学校”のようなところです。
現在でも、日本は秘密裏にスパイを養成しているのかもしれません。
世界には、一体どれだけのスパイが存在するのでしょうか。
人生の全てを諜報活動に捧げることに、どれだけの価値があるのでしょうか。
その報酬と保証内容を知りたいですね。
評価
Rotten Tomatoesでは、トマトメーター(批評家)68% ポップコーンメーター(観客)91%
metacriticでは、メタスコア(批評家)55/100 ユーザースコア(観客)6.4/10
IMDbでは、IMDbレーティング6.8/10 ユーザー評価7.1/10
批評家とユーザーの評価に差があり、ユーザーは割と満足しているようです。
着色が足りなかったのかナチスが弱過ぎたのか、確かに多勢に無勢にしては少しあっさりしていたかもしれません。
とはいえ、面白かったしユーザーが満足している作品ではあります。


まとめ
2026年4月4日現在、U-NEXTで映画「アンジェントルメン」が見放題となっています。
「スナッチ」の“ガイ・リッチー”が監督し、「パイレーツ・オブ・カリビアン」の“ジェリー・ブラッカイマー”が製作しています。
第二次世界大戦下に実在し、歴史を変えた“非公式”特殊部隊の難解な秘密作戦を描いている。
主人公の“ガス・マーチ=フィリップス”は、あの「007」のモデルとなった男だとされています。
当時のイギリス首相“ウィンストン・チャーチル”より、秘密裏に下された「オペレーション・ポストマスター」という破壊工作作戦。
大胆不敵な男“ガス”と彼の信頼する仲間たちが、超難解ミッションに挑むが…。
所々でちょっとお洒落な“ガイ・リッチー”らしい作品だと思いました。
こんなことが実際に行われていたとは…まさかの“実話ベース”の作品。
ぜひ、視聴してみて下さい!



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