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ケロねっこ
冒険Lv.7
2023年11月にブログ開設。
Web知識はスライムレベル。
映画や海外ドラマ、商品レビューを中心に書いています。正直な感想を述べているので参考にしてください。
少しでも読んで頂いた方の役に立てればと思います。

YMYLってなに?

YMYLってなに?
チャミン

♪YMCA

ケロねっこ

いや、ヤングマンじゃねーし

もはや、ヤングマンを知らない人は多いのかもしれない令和6年。

なにしろ1979年リリースの歌ですから…

さて、今回は“YMYL”についての記事です。

ブログやWeb関連の仕事をしていなければ、一生知ることはないかもしれません。

もちろん、私もブログを始めるまで知りませんでした。

ブログや企業などのホームページの運営者は、知っておくべきものではないでしょうか。

目次

YMYLとは

「Your Money or Your Life」の略であり、Googleが作った造語です。

人の幸福やお金、人生、健康に大きく影響を与える情報を扱うWebサイト

間違った情報でユーザーのお金や健康に悪影響がないように、Googleが厳しく評価している

例えば、ブログで健康法について記事を書いたとします。

記事の情報に誤りがあった場合、それを読んだユーザーの健康に害が出るかもしれません。

その対策として「医師など、そのジャンルで権威のある人の情報でなければ検索上位には挙げない

という評価基準をGoogleは定めました。

つまり、SEOに大きく影響を与えるということです。

WorldWideWEB上のページは、非常に多様なトピックに関するものです。これらのトピックに関するコンテンツは、人々の健康、経済的安定、安全、または社会の福利や福利に大きな影響を与える可能性があるため、一部のトピックには害を及ぼすリスクが高くあります

こうしたトピックのことを、Your Money or Your Life=YMYLと呼びます。

Google検索品質評価ガイドライン

作成された背景

Googleが、YMYLを作成したきっかけとなった出来事があります。

それがWELQ騒動です。

2016年にDeNAが運営していた医療情報サイト「WELQ」が、不正確な情報や他サイトから寄せ集めた低品質な情報を掲載していたり、著作権を侵害しているなど多方面から非難を受け騒動になりました。

様々な病気の情報や治療法など3万記事以上が掲載され、Googleなどで常に検索結果の上位に表示されていました。

しかし、実際に記事を書いていたのは医師ではなく、クラウドソーシングサイトのライターだったのです。

この騒動をきっかけに、GoogleはYMYLを作成しました。

チャミン

そんなことがあったんだね

ケロねっこ

迷惑な話だよね

不正確な情報を扱った記事でも検索結果上位に表示されていたわけです。

対策として、より専門性や信頼性、権威性などを厳しく評価するように変更されました。

これはE-E-A-Tにも繋がります。

対象ジャンル

対象ジャンルは大きく分けて7つ

  1. 金融・財産
  2. 法律・政治
  3. 医療・健康
  4. ショッピング
  5. 人権問題
  6. 時事問題
  7. その他・生活に関すること

1. 金融・財産

株や為替、保険、税金など

株などで間違った情報を提供してしまった場合、ユーザーが大損してしまう可能性があります。

これらの情報を提供する場合は「金融に精通した人物が、情報を裏付けるデータと共に提供する」必要があります。

お金に関しては信頼性のある人が言っていたとしても、情報を鵜呑みにするのは少し怖いですね。

2. 法律・政治

選挙や政府機関、離婚、養子縁組、遺言書など

誤った情報がトラブルの原因となったり、犯罪にまで発展するリスクがあります。

この辺は非常にデリケートな問題なので、かなりの信憑性が必要なのではないでしょうか。

3. 医療・健康

病院や薬、メンタルヘルス、健康、病気など

誤った情報が拡散されれば、命の危機にさらされる場合もある。

人の体はそれぞれで、薬との相性免疫力も違うと思います。
医師は医師でもそれなりの権威がなければ、私は信じたくないですね…

4. ショッピング

ネットショッピング、高額な商品やサービスは特に

表示されている商品と違う商品だったり、値段が違ったとか粗悪品だったとか。
トラブルの原因になり、ユーザーに損失が生まれます。

これは少額であれば、多くの人が一度は体験しているのではないでしょうか。

商品レビュー記事なんかでは気をつけたいですね。

5. 人権問題

人種や民族、宗教、性別、年齢など

偏った情報を流せば争い分断が進む、とてもデリケートな問題。

SNSなどでもそうですが、人種や宗教などは炎上しやすいテーマです。
言葉を選びながら、かなり慎重に書く必要がありそうです。

6. 時事問題

国際的なニュースや災害、戦争、地震、気候変動など

災害などで誤情報が出回れば、混乱を招きに関わるかもしれません。

こちらもSNSフェイク情報が拡散されたりして、実際に問題になったりしていますよね。

ただし、ニュースといっても芸能スポーツはYMYLには該当しません。

7. その他・生活に関すること

大学、就職、フィットネス、引っ越しなど

人生の重要な局面において、将来に影響を与えるコンテンツ。

誤った情報はその後の人生を左右し、健康にも影響を与えかねません

まあ、個人的には大学や就職を間違えても、やり直しはきくと思いますが…

チャミン

この7つのテーマは避けたいよね…

ケロねっこ

かなりデリケートだからね…

E-E-A-Tとの関係

YMYLE-E-A-Tと密接な関係があります。

まるで暗号のようで、初心者の方は混乱してしまいそうです。

スクロールできます
E-E-A-Tとは指標 (評価するための目印)
Experience (経験)著者の経験量や実体験に基づいている
Expertise (専門性)著者が特定の分野に特化し、専門的な情報を提供している
Authoritativeness (権威性)著者がその分野において多くの人に認められている
Trustworthiness (信頼性)Webサイトの情報が正確で信憑性があり安全である

Googleはこれらを満たしていなければ、検索結果の上位には表示しないということです。

経験・専門性・権威性・信頼性がなければ、YMYLのコンテンツも評価されないのです。

どこまで細かく見ているかは知りませんが、これを考慮するとブログでYMYLのジャンルは避けたいですよね。

対策

ブログでは、YMYLに該当するジャンルは避けるべきだと言われています。

企業サイトや専門サイトには勝てないからです。

それでも、どうしてもYMYLジャンルをメインコンテンツとしてやりたい人は…

  • SNSで集客をする
  • 公的機関などのデータを引用する
  • 著者の精通度の明記

SNSで集客をする

SEOが関係しないSNSで集客すれば、それほど問題はないでしょう。

SNS集客が得意な方ならいいかもしれませんが、初心者には難しいかもしれません。

公的機関などのデータを引用する

記事の情報を裏付ける、公的機関などのデータを引用して信頼度を高める。

公的機関や専門家のデータであれば、ユーザーも安心して情報の信憑性も上がるのではないでしょうか。

著者の精通度の明記

Googleが厳しく評価している現在のYMYLジャンルですが、それでも記事を書きたいという人は余程その分野に精通している人なのでしょう。

であれば、運営者情報などに書きたいジャンルの資格経歴などを明記すればいいと思います。

チャミン

自分の知識や情報に自信がある人ならいけるかもね

ケロねっこ

ワイは無理…

まとめ

WELQ騒動がありGoogleのアルゴリズムが変更されました。

Your Money or Your LifeYMYLが作られ、より専門性信頼性が重視されるようになりました。

基本的にブログではYMYLジャンルは避けるべきと言われていますが、よほど精通していて自信があるのであればチャレンジしてもいいと思います。

YMYLジャンルの記事を書く場合には、E-E-A-Tを意識して書かなければいけません。

ユーザーに損害を与えないように、公的機関などのデータを引用するなどして、信頼性のある情報を提供しましょう。

ケロねっこ

最後まで読んでいただきありがとうございました

チャミン

♪YMYL

YMYLってなに?

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